最近のあれこれ0331。
・レキシ
3月半ばくらいに、よくレキシを聴いてた。
池田貴史という男は天才だなぁとしみじみ思わせられるのだけど、聴いていて感じたことがちらほら。
僕が池ちゃんをはじめて知ったのは、中村一義の「ERARE」というDVD内のワンコーナー。中村一義がスペースシャワーTVでやっていたレギュラー番組にゲストで出演していたのを観たのが最初。
「ERA」というバケモノみたいなあのアルバムに、池ちゃんは参加していたのです。
そこから、彼が所属するスーパーバタードッグを知りました。
やがて100sというバンドにて中村一義とバンドを組むことにより、僕の中で池ちゃんの認識がどんどん深まっていきます。
なんとなく、面白い人だなぁと思っていた。100sのライブでも、場合によっては中村一義よりもよく喋り、観客を煽り、ムードメーカーとして存在していた。
そして、「レキシ」というプロジェクトが始まります。
これがね、100sのサウンドってやっぱりフロントマンである中村一義が主にプロダクションしてるのかなぁと思っていたのですけど、池ちゃんのアイデアや趣味が結構大きく反映されてるんだなぁと感じました。
100sに「ミス・ピーチ!」という楽曲があるのですけど、あれなんてもう100sという媒体を使ったレキシですよw作曲池ちゃんだからそりゃそうなのですけどねw
他にも、例えばピアノの質感とか完全にレキシ。彼の担当パートなのでこれも「そりゃそうだ」って感じではあるのですけどね。
バタードッグやレキシでのシャカッチ(ハナレグミ)との楽曲のようなファンクファンクしてるのは流石にありませんが、レキシで鳴らしてるサウンドのアプローチに、よく100sを感じます。
もちろん、100sのメンバーである町田さん(DA小町)、小野さん(えどびしゃす)、玉田さん(蹴鞠Chang)、山口さん(ヒロ出島)、そして1stにはボーカルに中村一義(Dr.コバン)も参加してるので必然だとも言えるのですけどねw
100sが好きな人はレキシのサウンドを違和感なく受け入れられるだろうし、レキシのサウンドが好きな人は100sの音も聴いて欲しい。とても地続きな感じがするので。
同じ6/8拍子のものを。笑
3.17に長崎Drum Be-7にて行われた、
に行ってまいりました。
事前にチャットモンチー公式Instagram等で「今回はメカチャットモンチーだよ」というアナウンスを聞いていたので、わくわくしていました。
これからツアーに参戦する方はネタバレあるかもなので読み飛ばしてね。
以下感想文。
メカチャットモンチーというだけあって、ステージ上には沢山の機材がセッティングされていました。
ステージ中央にはえっちゃん、あっこちゃん用にRolandのJUNO-DSが一台ずつ。
その傍らにはMacbookが一台ずつありましたし、KORGのmicroKORGも…
あと残念ながら見えなかったのだけど、足元にはMIDIコントローラーとかボイスチェンジャーとか色々ありそうでしたね。とくにあっこちゃん側は。
と思いきや、生ドラムも置いてあったり、ギターアンプやベースアンプ…
その辺のバンドよりも機材多いでしょうねあれwセッティング大変そうw
そんな数々の機材を駆使して、色んな曲を再構築させていました〜。
セットリスト見てみましょうか!
レディナビゲーション
隣の女
恋の煙
消えない星
バースデーケーキの上を歩いて帰った
ぜんぶカン
余談
CAT WALK
変身 (GLIDER MIX)
ほとんどチョコレート
8cmのピンヒール
majority blues
Magical Fiction
こころとあたま
湯気
満月に吠えろ[en]
瑠璃色 [GO!GO!7188]
シャングリラ
こんな感じっす!
新旧織り交ぜてあって、昔からのファンも楽しめる良いセトリだと思いました。
っていうか!
チャットモンチーはMCが良い。笑
ふたりの可愛さよ。 天使っすよ。特にえっちゃん。笑
個人的には大好きな「恋の煙」が聴けたのがアガりましたねー!メカバージョンで!
全体的にエレクトロエレクトロし過ぎず、かっこいいアレンジでしたね。メカチャットモンチー。
今回のメカ音源はライブ音源でも良いからCD化して欲しい。配信でも可。
原曲とは別物になってるのもあったし、新しかった。
なにせチャットモンチーを生で見るのはじめてだったんです、僕。大好きなのに。
だから感動もひとしおでしたね〜。生のおふたり、とてもかわいい。あっこちゃんの笑顔最強にかわいい。えっちゃんのひとつひとつの所作がすべてかわいい。
あー最強だなぁって思いました。最強&最高でした。
チャットモンチーのライブのおよそ2週間前にあたる3/5にサカナクションのライブにも行っていました。
「SAKANAQUARIUM 2017“多分、風。”」ですね。
これはツイートした感想文があるので、ここにまとめとこうかなw
今回の「多分、風」ツアーは、サカナクションのネクストステージを感じました。
— mscr (@syozopanda) 2017年3月12日
実際に会場内に「風」が吹く演出や、会場180℃に広がるLED照明や、ステージ全体に幕を張りそこに投影したお馴染みオイルアートと映像のクロスオーバー。
今までにない試みが随所にあった。
180°ね。暑いわ
— mscr (@syozopanda) 2017年3月12日
それでいて、舞台上はシンプル。前回のツアーのように踊り子さん出てきたり太鼓叩いたりLEDスティック?振り回す演出も無く、真摯にロックバンドしてたと思う。遠くで見る限りは。笑
— mscr (@syozopanda) 2017年3月12日
音楽の見せ方・魅せ方を色んなやり方で提案してくれてました。
— mscr (@syozopanda) 2017年3月12日
サカナはロックバンドという括りだけど、ライブ会場を違う何かにしたいのかなとか思いました。極論、ステージ見えなくても成立するような空間に。
と思うのは遠い場所で観ていたから余計そう思うだけかも知れないけど。
セトリは、新旧織り交ぜつつも、新規ファンに優しい感じもありましたね。
— mscr (@syozopanda) 2017年3月12日
「ボイル」とか「M」が聴けたのは嬉しい。結構レア。
個人的ハイライトは「ユリイカ」かな。あの演出は凄かった。
セトリはこんな感じですYO!
新宝島
M
Klee
Aoi
さよならはエモーション
multiple exposure
流線
ユリイカ
ボイル
『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
SORATO
ミュージック
アドベンチャー
夜の踊り子
アイデンティティ
多分、風。
グッドバイ[en]
Ame(B)
ライトダンス
「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」
「ユリイカ」と「ボイル」がブワ〜〜っと来ましたね〜。最高でした。
あと「Ame(B)」をやるとは!!意外過ぎて!
舞台照明、遠くから見たら綺麗だったなぁ。さすが!という感じでした。
そろそろアルバム出しますかねぇ。楽しみ。
映画「3月のライオン」を観てきた。
実写化のアナウンスがされた時からワクワクしていたのだけど、非常に良い実写化ではないかと思いました。
まず神木くんね。「桐山零」というキャラクターを演じるなら神木くんしかありえないでしょう…。他の誰でもなく、間違いなく神木くんじゃないとダメ。そのくらいバッチリハマったキャスティングだと思います。
他のキャスティングも非常にハマっていて(倉科カナ、佐々木蔵之介、有村架純の3人が特に良かった)、世界観に没入出来ます。
羽海野チカ先生独特のエッヂの効いたセリフやモノローグもきちんと使い、ゆるさ、かわいさもきちんとありつつ、新房昭之監督が手がけたアニメ版にも負けずとも劣らない緊迫感と再現度もありましたね。
が、なにせ映画だし、前後編にまとめなきゃいけないからやはり駆け足ではありましたけどね。
原作読んでる人は脳内でストーリーを補完出来るだろうけど、この映画から観た人はそれぞれの心理描写を上手く捉えられないのでは…?と思ったり。
あと気になったのは零と島田さんの対局シーンね。
あれは対局中ふと我に返った零がはじめて島田さんの顔を見るからこそ自分の愚かさに気づくのであって。映画の視点も零と同じで、その瞬間にはじめて島田さんの顔を観たいんですよね。(アニメはそうだった)
でも実際はちょいちょい島田さんの顔が映るから、感覚的なズレを感じてしまいました。もう島田さんの顔見えちゃったよ!ってね。
あとですね、後半から尿意が凄くて。笑
よくあるんですよね…映画中の激しい尿意…。もう…あれは辛い。。
膀胱がパンッッッッッパンになるんですよ。
映画の最後ね、ある対局があるのだけど、「いやもうはやく終われや…」って思っちゃうレベルでw結果知ってるしww
なんとかトイレに行かずに観終わることが出来たけど、辛かった…。映画館では一時停止出来ないもんなぁ…w
…と、いうわけで。
3月も最終日ですね。年度末です。業種によっては忙しい金曜日になりそうですね。
みなさま、ファイトです…!
そんな感じで!雑に終わるよ!バイバーイ!