【理想のセトリ】ASIAN KUNG-FU GENERATION.
先日、AKG先生からベスト盤リリースの告知がありましたね。
これについて、ゴッチ氏からの声明というかカラクリというか…も読みました。
アジカンのベスト盤とツアーに関するあれこれを書きました。 via BONES & YAMS https://t.co/VciMCcCjF0
— Gotch (@gotch_akg) 2018年2月15日
BEST HIT AKG 2(2012-2018)(初回生産限定盤)(DVD付)
- アーティスト: ASIAN KUNG-FU GENERATION
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: CD
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「ベスト盤は二重課金みたいな性質」っての、すごいわかります。ファンであればあるほどほど買えないんですよねベスト盤って。だから特典のDVDに力を入れたり、あるいはベスト盤用にマスタリングを施したり…今まで色々な作戦を見てきました。
例えば秦基博は弾き語り音源でベスト的なもの出したりしましたよね。スキマスイッチも面白い企画盤的ベスト盤出してます。
(しかし、バンドだったらやはりライブ映像を付けるのが1番良い気がする…でも出来ればBlu-rayで観たいし、でもその辺のバージョンを揃えるのも大変だろうし…うーむ)
で、今回の告知内容で興味深いのは、「骨盤」と「芋盤」の存在だと思う。
BEST HIT AKG Official Bootleg “HONE"
- アーティスト: ASIAN KUNG-FU GENERATION
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: CD
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BEST HIT AKG Official Bootleg “IMO"
- アーティスト: ASIAN KUNG-FU GENERATION
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: CD
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前回のベスト盤リリースの際に、ゴッチ氏が自身の日記内で"個人的に"挙げた裏ベスト的なリストを、実際にリリースするという。
こちらのリストはほんとにすごく良い選曲だと思う。良すぎてニヤニヤする。アートワークは、もう、すごいけどw
そこで思いついたのだけど、自分が考える理想のベスト盤…もとい、せっかくならライブのセットリストを考えてみるのは面白いなぁと。
とても趣味が出るのでなんだかこっ恥ずかしいですが、やってみますね。
理想のセトリ
RISOU NO SETORI 2018
01.エントランス
02.絵画教室
03.Easter/復活祭
04.路地裏のうさぎ
05.深呼吸
06.24時
07.ブルートレイン
08.ブラックアウト
09.堂々巡りの夜
10.それでは、また明日
11.旅立つ君へ
13.ネオテニー
14.或る街の群青
15.十二進法の夕景
16.ナイトダイビング
17.迷子犬と雨のビート
18.脈打つ生命
19.ループ&ループ
20.海岸通り
EN01.アフターダーク
EN02.遥か彼方
EN03.E
ダブルアンコール(ゴッチの弾き語り)
01.鎌倉グッドバイ
以上、24曲。
軽い解説。
最近アジカン先生をリリース順に聴き返してて。
再録版ソルファを久しぶりに聴いて、そこからファンクラブ→ワワワ→未だ見ぬ明日に→マジックディスクって順番に聴いてるんだけど、アジカンって良いなぁと改めて感じてる今日このごろ。
— mscr (@syozopanda) 2018年2月16日
やっぱり「新世紀のラブソング」はバンドにとってターニングポイントだったなぁと思いました。マジックディスク以前と以後ではゴッチが綴る言葉の意味や方向性も違ってるし、サウンドも”4人のサウンド”に拘ってないし。
— mscr (@syozopanda) 2018年2月16日
やっぱり僕は『ファンクラブ』という作品がめちゃくちゃ好きでしょうがないなって思いました。『暗号のワルツ』から、ずーっと違和感無く聴ける。かっこいい。
『ランドマーク』はどう書いたらいいのかな、あんまり聴き込めない感触がありました。『それでは、また明日』はとても良いのだけど、そこに辿り着くまでの前半部分がちょっと聴いててしんどいかな。アジカンらしいひねくれたコードワーク、展開の曲も嫌いではないんだけど、『N2』『1.2.3.4.5.6.Baby』『AとZ』の3曲が続くと、結構重たい印象。『All right part 2』でのハイテンションな滑り出しからグワッと飛べずに低空飛行してる感じ。焦らされてる感じ。もっと突き抜けて欲しくなる。
ま、まぁ、アルバムの評価は置いておいて、セトリの解説ですね。
スペースが空いてる部分でブレイクを表しました。MCがあってもいいし、そこでひとつの流れが終わり、みたいな。
01〜07
一曲目を何にするかはあまり悩まなかったです。ポンと浮かびました。
『エントランス』ってとてもアジカンらしい曲だと思うんですよ。シングルでもないしオリジナルアルバムにも収録されてないからその存在を忘れがちだけど。(B面集に収録されてます。)
奇しくもというか、『芋盤』の一曲目が『エントランス』で「あ、よかった」って思いました。
で、『絵画教室』がめちゃくちゃ好きなんです。短い曲だけど、曲のテンション感がすごく好き。そしてそのテンション感は『Easter/復活祭』に通ずるものがあるなぁと思い3曲目に。
そのテンポ感をキープしたまま『路地裏のうさぎ』で流れをロック色からエモさを増させ、『24時』でその雰囲気を倍増させた後、『ブルートレイン』へと解決させる。
我ながらうっとりしちゃいます。笑
08〜15
ライブの中盤部分ですね。
当時MTVで観た『ブラックアウト』のPVが未だに脳裏に焼き付いていて、その暗く、歪で陰鬱とした雰囲気から、まるでひび割れた地面に水が差し込むような気持ちのいいサビ部分。Ⅲm→Ⅳ→Ⅴ→Ⅵmというコード進行が大好きになったのはこの『ブラックアウト』のせいであり、おかげでもあります。
そんなミドルテンポの名曲から、同じ「黒」「闇」というイメージを漂わせている『堂々巡りの夜』を経て、その流れの解決に『それでは、また明日』を。
そしてアルバム『ワールドワールドワールド』での演出がとても好きな「旅立つ君へ」から「ネオテニー」の流れ。これは生で聴きたい。是が非でも。
サカナクションで言う「アイデンティティ」から「ルーキー」みたいな。もはや「ふたつでひとつ」みたいな曲って良いですよね。
そして『或る街の群青』。からの『十二進法の夕景』。
ここは説明不要でしょう。大好きだから聴きたい…それだけであります。
16〜20
ここらへんが1番迷いました。ライブを終わらせるのってすっごい難しいですね。
『ナイトダイビング』から徐々にギアを上げていって『ループ&ループ』でピーク値を迎え、『海岸通り』で終わってほしい。なんだかんだ言いつつも、やっぱり『ソルファ』も大好きなんだよなぁ…。
ここで本編が終わります。
アンコール
アンコールって大きく2つに分けて、しっとり終わるパターンとテンションMAXで駆け抜けるパターンがあると思うんですけど、ここでは後者にしました。文句なしですね。『E』のアウトロ聴いてる段階で号泣してる自分が見えます。笑
で、ラストのおまけにゴッチに出てきてもらって「まじで押してるからもう一曲だけ」とか言いつつアコギで「鎌倉グッドバイ」を歌って欲しい。んで柔らかくて温かい拍手で包み込まれる会場。最高か。
これで完成!とは言えない部分もあります。アレも入れたいコレも入れたいって未だ思ってますし。今日、今のテンションで書いたので来週とか来月とか半年後には全く違ったリストになりそうですね…。
以上、理想のセトリでした。
こういう書き方が1番アーティスト・バンドに対する愛情書ける気がするからシリーズ化したいです。笑
そして、みなさまの理想のセトリも是非お聞きしたいですね。そしてそれを肴にお酒が飲みたいです。笑
(新作も楽しみですね)