『宅録環境、機材を教えますぞ』の巻。
雨ですね。
いやー、雨。なんつっても雨よね〜って。雨だわ〜。
あれ?雨じゃない?なんつってますけどもね〜。(内容が無いよう)
SA・TE!(さて!)
今回は僕が行っている宅録、DTMの環境を色々ご紹介するよ〜っていうや〜つ。
宅録でやることはみんな一緒なのですけど、そこに至るまでの機材やソフトは、ミュージシャン毎に全然違います。まったく同じ環境で録音している人はいないと言っても過言ではないでしょう。
これから始めようと思ってる君も!まだまだの君も!宅録に挑戦だ!(©イマクニ)
PC/DAW。
まずはこれ。これがないとDTMなんて出来ません。
甲「PC無しでDTMが出来ると思うな バカタレ!」(©桜井和寿)です。
PCにインストールしたDTM用ソフトに録音するわけです。このDTMソフトは別名DAW(Digital Audio Workstation)とも言います。
わからない人のために簡単に言うと、"DAW"を使って"DTM"をする、というわけです。
で、このDAWというのが多数ありまして。
有名なのがPro Toolsというソフト。これがほぼ業界基準のものになっています。
違うDAWを使ってレコーディングをしても、最終的なミックスやマスタリングはこのPro Toolsにて行われています。
でもまー、宅録は宅録。プロの現場じゃありません。必ずしもこのPro Toolsを経由しなくても素晴らしい音源を作っておられる方は沢山います。
なによりも、自分に合ったものを見つけるのが一番です。使いやすい、見やすい、分かりやすい…とか。わけわからーん!となってDTMをやめてしまうなんてもったいないです。
体験版を配布しているソフトも多いのでとりあえず使ってみるのもいいでしょうね。
無料でDTMソフトを使ってみよう!DTM体験版まとめ | Digiland (デジランド) 島村楽器のデジタルガジェット情報発信サイト
で、僕が使用しているのは
DAW→GarageBandとDigital Performer 6です。
MacかWinかでも違ってくるでしょうね。最近はどちらにも対応していることのほうが多いですけど。Mac専用のものもあります。GarageBandもそうです。
僕の場合、GarageBandである程度のモノを作って、デジパフォで最終的な音調整をしてます。っていうか「HIRAMEKI」ではそうでした。
でもいつかはLogicに変更したい。PCスペックの関係で買い渋っていますが…。
オーディオインターフェイス。
つぎにこれ。この機械が無いとまたDTMが出来ません。
甲「オーディオインターフェイス無しで(ry
接続したマイクやラインで伝わった「音」をデジタル信号に変える機械ですね。
つまり、
マイク(ギター等)→オーディオインターフェイス→PC
という音の流れになるのです。
この機材もまためちゃくちゃ種類がありまして。インプット/アウトプットの数や、使っている素材の質(=音の質とも言える)等で値段もピンキリです。
軽く調べただけですが、高いと40万(!!!)レベルのものもありますし、安ければ3000円弱のものあります。怖い世界ですね。笑
自分がどんな音楽をしたいのかで選ぶ機材は変わってきますね。(シンガーソングライター系、バンド系なら答えられそうなのでどれが良いか知りたい方はお気軽にどうぞ〜)
僕はTASCAMのUS-600というものを使用しています。
MacのOSをアップデートしたら前に使ってたものが対応しなくなったので買い換えました。もう製造してないモデルなんですけどね。
非常にコンパクトで使いやすく、ハイコストパフォーマンスなものだと思います。
まぁ、PC内蔵のマイクでも出来ないことはないんですけどね。DTM。
自分で弾いた、歌ったものをきちんと録音したいなら必須でしょう。
ベース録音。
僕は所詮ベーシストではないので詳しくは分からないのですが、それでも音源を作るならベースを録音しなくてはいけません。
その為に導入したのがこちらです。
ベース本体からこれを経由してオーディオインターフェイスに接続するのです。
アンプを大きな音で鳴らせない宅録では必須機材じゃないでしょうか。
DI(ダイレクトボックス)についてはこちら↓を参考にしてください>< 説明が難しいんです!
非常に安価な上にクオリティが高いBEHRINGERというブランドを崇拝しています。
機材で迷ったらとりあえずBEHRINGERで探してみましょう。笑
マイク。
マイクは重要ですね。ボーカルレコーディングやアコースティック楽器の録音に必要です。
この「マイク」というものもまぁ〜死ぬほどありまして。バカ高い商品が多数あります。笑 100万レベルもあるんじゃないかな。車買えちゃうNE!
しかしリーズナブルなものも多いですよ。さっきのBEHRINGERをはじめ。
マイクという機材の構造自体はシンプルです。ただ、そこにやれ真空管を入れたとかヴィンテージだ〜とかなってくると値段が跳ね上がります。
僕にはそんなお金も余裕も無いのでアレですが、少しずつ揃えたものが4本あります。紹介しますね。
BEHRINGER/Ultravoice XM8500
ハイ出たBEHRINGER。笑
しかしこのマイクはめちゃくちゃ優秀です!購入して10年近く経ちますが何の問題もなく使用できます。まずその耐久性ね。そして音質もこの値段考えると凄いのひとこと。
省スペースでの簡単なライブやスタジオ練習、スカイプやニコ生くらいなら十分すぎる質だと思います。とりあえずマイクを使ってみたいという人には全力でおすすめ。
「HIRAMEKI」でのレコーディングでは使用しませんでした。
SHURE/BETA58A
言わずと知れた有名機です。歌番組などでも良く見ますね。
SHUREの「58」といえばどこのライブハウスにもある定番マイクなのですが、この「BETA58」はその上位モデルですね。
BEHRINGERのものと比べるとやはり非常にクリアに集音されます。歌うなら持っておきたいマイクのひとつ。もちろん楽器の集音でもいいけどね。
MXL ( エムエックスエル ) / MXL770
僕が初めて買ったコンデンサーマイクです。
コンデンサーマイクとは、上記2つのようなダイナミックマイクよりも高音質で録れるマイクです。しかし非常にデリケートなのでライブのような場所には不向きですね。
そう、デリケートなんです。コンデンサーマイクって。
先日このマイクを接続すると謎のノイズが発生しました…。残念。
でもこれはとても迫力のある音が録れました。形もゴツくて好きですね。
audio technica ( オーディオテクニカ ) / AT2020
なんかねぇ、テクニカのコンデンサーって安心感、安定感ありますよ。
女子コミックの主人公風に「はぁ…好き。」ってなります。
これはそこまで高いものでは無いんですけどね〜。非常に優れたマイクだと思います。
コンデンサーで迷ったらコレ!と言えると思います。
ヘッドホン/スピーカー。
まだまだ続きますwなげーよw
さぁさぁ、ヘッドホンですよ。このヘッドホンってのもすごい世界ですね。
しかし宅録においては「モニターヘッドホン」を使用することを勧めます。
家電量販店などで売っているのはほぼ「リスニング用」だと思っていいと思います。音楽を快適に聴くためのものですね。気持よく聴こえるようなチューンナップが施されています。
しかし「モニターヘッドホン」は無駄な味付けをせず、原音に忠実な再生を目標としています。言わば「基準」ですね。「基準」で音を作ればどの環境で鳴らしても心地よく聴こえる…という訳ですね。これが難しいのですがw
で、僕はSONYのMDR-7506という機種を使用しています。
モニターヘッドホンといえばSONYの900STというモデルが定番なのですが、僕はどうも900STの音が苦手でありまして。苦手というか…扱いづらいというか…ゴニョニョ…
でもこの7506は非常に良いです。レコーディングしていてとても楽しいですね。
海外では900STでなく、こちらのほうが定番なのだとか。
個人的にはリスニング用としても十分使えると思います。
次にスピーカー。
こちらも宅録においてはフラットな「基準」であることが重要です。
ということで使用しているのがYAMAHAのNS-10Mです。
レコーディング・スタジオには必ず置いてある定番中の定番です。
しかしこれはもう生産していないモデルなんですねぇ。買うならオークションなどになるのかな…。
僕は実家の奥底に眠ってあったのを譲り受けましたwむか〜し、両親が友だちに頂いたそうなのです。プレゼントで10Mあげる関係ってどういうことだよww
でも、そのおかげで素敵な宅録環境を築きあげることが出来ました。両親とお友達に感謝です。
でも今はこんな古い機種じゃなくても良いモニタースピーカーが沢山あります。安価なものも。
そもそも宅録ではあまり大きな音でモニタリング出来ないので難しいところですよね。
MIDI鍵盤。
DAWに入っている色んな"音源"を"MIDI"という規格を使用して鳴らすために必要なのがMIDI鍵盤です。
鍵盤が来ました。新しいお友達。#M-AUDIO #keystation61 #DTM
↑この写真のピアノみたいなやつです。
もともとは49鍵のものを使用してたのですけど、どうにも足りず、61鍵のものを導入しました。今は音源もとても良い物になりました。例えばピアノだと、本物のピアノの音を実際にサンプリングしているのでとてもリアルなんです。音源によりますけども!
これがあるのと無いのとでは製作の幅が違ってきますね。あったほうがいろんなことが出来て楽しいです。
おわりに。
っつーことで、いろんな機材を紹介しました〜!
この他にも例えばマイクを固定するためのマイクスタンドとか、ポップガードとか、ケーブル類など、言い出せば色々あるのだけどそこは割愛しますね。
宅録を始めるのは決して楽ではありません。だけど、自分の曲を自分の手でレコーディングするのは他では味わえない感覚、楽しさがあります。
はじめは最低限のものから始めて、徐々に機材を揃えていくのも楽しさがありますよ。
今度は今自分が欲しい機材をまとめた記事でも書こうかな。物欲とは別なんだよなぁ機材って。困ったもんだ…。
以上だぜ!やめさせてもらうわ!