ZOMBIE meets MUSIC.
「ウォーキング・デッド」なる海外ドラマシリーズを狂ったように観ている。
現在シーズン6の半ばまで鑑賞を終えているのだが、この作品を観続けていると、少しだけ物事の価値観が変わってくる。
つまりは、「ゾンビ社会になってしまったら、どうするか」ということである。
生物災害(バイオハザード)による世界崩壊。
そこに生き残ってしまった人間はどうするべきなのか。
これが「ドラマ」だということ、「フィクション」であること、「物語」であるということ。
それは十分に理解しているが、想像してしまうのだ。
ここ日本は銃社会ではないため、アメリカよりは死者が多く出てしまうだろう。残念ながら。ゾンビは脅威なのだ。
しかしゾンビには「習性」がある。
それは音に敏感という点だろう。大きい音に集まる習性があるのだ。
これは、上手いことやれば観客がゾンビしかいない大型フェスの敢行も可能であるという事を意味している。
ステージにゾンビが上ってこないようにバリケードを施し、爆音で音楽を鳴らせば、
わらわらと漂うゾンビ達を一箇所に集めることができるのだ。
上手く行けば一箇所に数万、数十万のゾンビを集めることが出来るのだ。
電力などは技術スタッフが頑張る。ソーラーパネルで貯めた電気を使用したり、暇を持て余した子どもたちに自転車を漕がせて電力を作ることになるだろう。
照明はキャンドルを使用しよう。なるべくエコなフェスにしたい。
さて、このフェスのラインナップだが、まずはレッド・ツェッペリンに登場して貰いたい。そして彼らには必ず「移民の歌」を演奏して欲しい。
お決まりの「アーアアーーーーアーーー!!」というフレーズを歌うとゾンビ達も「アーーーーアーーーーー」とシンガロングしてくれるであろう。
次にコールドプレイ。彼らには「Viva La Vida」を。
「美しき生命」ですよ。ゾンビ社会では皮肉が効いてていいですよね。
これだけ美しい旋律がゾンビの群れの前で披露されてるのを想像すると戦慄しますよってね。やかましわ。
続いて、EDM界隈からLMFAOを呼びましょう。もちろん彼らには「Party Rock Anthem」をね。
このクソッタレな世界を憂うではなく「パーティー」だと言い、「毎日シャッフルだぜ」って意味不明なゴキゲンワードを放つ。
これにはゾンビも思わず「アーーーーーアーーーーー」と大熱狂なはずです。
…このように、ゾンビ社会になったとしても音楽のチカラは偉大で、世界を救う切り札になり得るのです。
どんな状況下に陥っても、そんな風に音楽があればいいですね…(遠い目)
あ、ウォーキング・デッド、とても面白いのでオススメだよ!っていう意味合いの記事でした。