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音楽の事をあんな視点、こんな視点から綴ります。

最高の一曲目。

おまえら、おはこんばんちわ。

 

まぁ、音楽を聴くと面白いのだけども、その聴き方というのは実に様々ありまして。

iPodなんていう多容量なデバイスに数千、数万の曲が入っているとしたら、そこからシャッフル再生させたりでありますとか、このアーティストのこのアルバムが聴きたいなんて言ってアルバムを頭から通しで聴くでありますとか、そのアーティストだけでシャッフル再生させるでありますとか。

昨今ではCDをPCにインポートしてどうのこうのというよりは、クラウド経由で楽曲を聴いたり、定額制の聴き放題サービスなんてのもありますからまた多様になりつつありますね。

 

それでも音楽というのは「アルバム」という形を取ってリリースされます。

シングルもEPも、広い意味で言えば「アルバム」です。1つのCD、もしくは作品に数曲入ってたら「アルバム」と言っていいでしょう。

そんな「アルバム」。

僕はこれを頭からじっくり聴くのが好きなのだけど、「一曲目って大事」だよなぁと常々思っていて。

今まで色んな一曲目を聴いてきました。ほほう、こういうアプローチで来るのか、なるほどこんな感じで一曲目を終わらせるのか、などなど。

一曲目というのはどうしてもアルバムの顔になりますから、その曲調や雰囲気って結構重要だと思うのですよ。

そこで!

最高の一曲目選手権を催します。自分一人で。

僕が思う、最高の一曲目。知識量に限りがあるし、どうしても好みの問題になってくるけれど、それで良かったらお付き合いください。

 

前段で言っておいてなんですが、今回はシングルは除きます。EPはアリかな。

そんな感じで。テンポよく行きましょう。

 

スピッツ/夜を駆ける (三日月ロック) 

三日月ロック

三日月ロック

 

これですよね。最初聴いた時は抜かれました。度肝をね。

これを聴いた当時の僕はスピッツの事をなにも分かってなかった。

もちろん大好きだったけど、まともに聴いていたのはリサイクルヒッツとかいうメンバーの意思無視で無理やり発売されたベスト盤くらいだった。

だからなんとなくスピッツは普遍的で耳触りの良いポップソングを書くバンドなのだろうなぁと勝手に納得していたけれど、違う。スピッツは紛れもないロックバンドだ。

このアルバムタイトルは言い得て妙と言うか、ロックはロックでも三日月感がある。

満月ロックではないし、半月ロックでも新月ロックでもない。やはり、三日月である。(由来的にはレコーディングで使用していたスタジオの名前から取ったのだそう)

この三日月感こそがスピッツであると思う。「ハネモノ」や「けもの道」のようにハードなロックチューンでもやはりスピッツ像がそこにはあるし、違和感がない。

美しくて儚げな感じ。

その「三日月感」を1番に感じられるのがこの「夜を駆ける」という楽曲だと思う。

あとはもう余計な説明がいらない、紛れもない最高の一曲目。大好き。

 

the HIATUS/Ghost In The Rain (Trash We'd Love)

Trash We’d Love

Trash We’d Love

 

そもそもは、この曲を聴いていてこの記事を書こうと思ったのでした。

秀逸。秀逸でしかない。なんだこの突き抜けて美しいイントロは。

この曲の事を考え出すと頭の中ずっとリピートしてしまう。美しい晴れの日の雷雨みたいな音と、歌詞の抽象的なイメージも相まって非常に透明感のある曲ですね。いつでも聴きたいし、聴ける曲だなぁと。

PVの初期プレステみたいなポリゴンCGがなんか愛しい。

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くるり/グッドモーニング (アンテナ)

アンテナ

アンテナ

 

くるりというバンドはアルバム毎にガラッと音楽ジャンルを変えてくるバンドなんですけど(それでもくるりらしさは絶対にあるけど)、この「アンテナ」というアルバムが僕はとても好きでありまして。

くるりが持つ独特な「和」の雰囲気と、西洋のクラシックやロックンロール、カントリー、ブルースなどの音楽に基づく理論とサウンド。

そのバランスがとてもちょうどいいアルバムなんですよねアンテナって。

そんなアルバムの一曲目であるこの「グッドモーニング」という楽曲。この曲、アルバムとしてラストにあってもおかしくない曲だと思うんですよね。叙情的な歌詞と、切ないストリングスがグッと来ます。

この曲を一曲目に配置するセンスよ。なんともいえない、胸がぎゅっとする感じになりますね。二曲目の「Morning Pepper」で良い意味でスッキリさせてくれるけど。

とても印象的な、一曲目であります。

 

秦基博/色彩 (コントラスト)

コントラスト

コントラスト

 

今をときめく秦基博のメジャーデビュー盤。この一曲目の「色彩」、ファンの間でもあまり話題になることがないのだけど(それだけ良曲が多いのだろうな)、いい曲だと思うんですよね。

この曲のキーが「E」なのだけど、デビューアルバム一曲目ってEキーのものが多くて、だいたい名曲なんですよ。実は。これ内緒にしときたかったんですけど。気になる人は調べてみるとええですよ。

この「Eキー」ってのが、とても快活で、突き抜けたキーなんですね。開放感があるというか。男性キー的にちょうどそんな感じなのかな。

この曲も例外にもれず、秦基博の伸びやかな声が非常にマッチしている曲です。始まったー!って感じがしますね。この曲はサビの終わり方が素晴らしいです。かっこよい。

この曲の衝撃が強くて、未だに僕の中で秦基博といえばこのアルバムが1番です。

 

鬼束ちひろ/月光 (インソムニア)

インソムニア

インソムニア

 

鬼束ちひろといえば月光。月光といえば鬼束ちひろ

それくらい彼女にとっても我々リスナーにとっても「月光」という曲はとても象徴的な曲なのだけど、しかしデビューアルバムでこれを一曲目にする心意気ね。

っていうか、まぁ、すごい曲過ぎて位置的に一曲目かラストしか無いですよね。(ちなみにインソムニアというアルバムでは最後に「月光(Album ver.)」が入っているので、結果的に月光に始まり月光で終わっている)

この曲が無くても鬼束ちひろはきっと成功していただろうけど、やっぱり月光は彼女にとってのシンボルというか、大切で重要な楽曲だと思う。

そんな素敵な最高の一曲目だと思いますね。

 

中村一義/1,2,3 (ERA)

ERA

ERA

 

ごめんなさい、厳密に言えばこれ二曲目なんです。笑

でも一曲目の「イーラ」がこの「1,2,3」に繋がるSE的な意味合いの曲なので、これを一曲目とカウントしても怒られないかなぁ…と…。

もう、この曲を聴いた時はほんとに驚きました。「イーラ」のカウントダウン、そして「ドウゾー」からの、ロケットが発射するようなイントロ。頭をガーンと撃ち抜かれたような感覚がありました。なんだこの新しさは!!と。

僕はこのアルバムをリアルタイムでは聴いていないのだけど、リアルタイムで聴いてたらもっと衝撃があったんじゃないかなぁと想像します。前作、前々作と比べると突き抜けた感じがものすごくて。

その時の衝撃が強くて、未だに「ERA」を崇拝してしまっています。ほんとに名盤。

中村一義及び100sという視点で見ればもっと聴きやすくてとっつきやすい作品もあるけど、どうしてもこれをススメちゃう。同じように「1,2,3」のイントロ聴いて驚いて欲しいから。

知らない方は、是非。。

 

⑦米津玄師/アンビリーバーズ (Bremen)

Bremen

Bremen

 

米津玄師というアーティストを語るには、僕はあまりにもにわかなのかも知れない。

ハチ名義のボカロP時代をほとんど知らないし、「diorama」や「YANKEE」は今聴いてもまだ正直ピンと来てない。

でも、この「Bremen」は別。好きしか無い。聴いてて全然飽きないくらいバラエティに富んでるし、満足感が凄い。

そんなアルバムの一曲目「アンビリーバーズ」は 駆け抜けていくようなテンポと歯切れの良い疾走感がクセになる曲ですね。あとピコピコシンセの音がライアーゲームのメインテーマを彷彿とさせますね。オマージュかなぁ…?

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改めて聴くとほんと似てるけど米津玄師と中田ヤスタカはコラボもしてるし、パクリというよりはオマージュだと思いたいですね。笑

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⑧蘇生/Mr.Children(It's a Wonderful World)

It’s a wonderful world

It’s a wonderful world

 

ミスチル自体どのアルバムも一曲目のセンスがずば抜けて良いのだけど、中でも一つに絞るならやはり蘇生かな、と。

あ、この曲も厳密に言えば二曲目ですが、一曲目の「overture」も蘇生へ続くためのインスト曲なのでいいのかなって。元々は一曲だったらしいし。 

田原氏のギターが冴えまくってる曲ですね。イントロのギターサウンドは憧れます。気持ちよすぎる。なんだ、テレキャスか?テレキャスこんな良い音出るのかよ…ってなりますね。

僕が好きな歌詞は

「カーテンが風を受け大きくたなびいている

そこに見え隠れしているテレビに目をやる」

って部分です。情景描写がうますぎる。メロディにもきちんとハマってるし、素晴らしさしか無い。1コーラス目の「二車線の国道を〜」のくだりも上手い。

大好きな曲です。

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⑨Ame(B)/サカナクション(シンシロ)

シンシロ(通常盤)

シンシロ(通常盤)

 

この曲のインパクトすごい。再生して間髪入れず「Ame!!」。これよ。

サカナクションマーケティングや戦略もとても上手いと思っているのだけど、楽曲の構成からアルバムの構成も素晴らしいと思います。うんうん、だよね、わかる。っていう曲順というか。

サカナクションの一曲目の中でも結構特異な曲かなぁ。ゆら〜っと始まるもの多いし。

ライブでもアホほど盛り上がる曲です。リミックスよりもこの原曲が好き。最高。

 

⑩三ツ星カルテット/BUMP OF CHICKEN(COSMONAUT) 

COSMONAUT

COSMONAUT

 

BUMPには非常にバンプバンプしてるファンがたくさんいるので下手なこと書けないっていうプレッシャーがありますがw

この三ツ星カルテットという曲は藤原基央が持つブルーグラスな音楽性が顕著に現れた一曲ですね。この曲だけでこのアルバム聴く価値があると個人的には思ってます。

なのにこのアルバム、エグいですよね。

聴きざわりの良さと、内容の濃さがめちゃくちゃにいいバランスを保ってると思います。捨て曲が無いとか全然聴き飽きないとか、色々言えるけど、言葉にしちゃうと安っぽくなってしまう。このアルバムを語るにはまだ語彙力が足りてない、そんな感じ。

三ツ星カルテットは5拍子です。変拍子という枠に入れて良いのかな。

5拍子とか7拍子は、3拍子や4拍子に慣れすぎてしまった脳には、1拍早く次の小節に行っちゃう感じがしますよね。その感じがすごい好きです。

ギターのアルペジオリフがべらぼうにかっこいい。なんだこの一音一音の分離の良さは…。綺麗すぎる…。

これからの季節の気持ちよく晴れた朝か、星空いっぱいの夜に聴きたいですね。

 

まとめ。

と、とりあえず10曲にしました!

他にもいっぱいあるんですけどね!アレとかアレとかアレとか…

しかも洋楽も色々あるし!アレとかアレとかアレとか…

今度また続編書こうと思います。

 

良い一曲目を作れる音楽家になろ…。