Follow @syozopanda

CSA⇔mscr

音楽の事をあんな視点、こんな視点から綴ります。

「ふぉぼ」から「いいね」の違和感が未だに消えない。

Twitterという、脳内言語の垂れ流しサービスを利用している。

例えば「お腹空いたなぁ」と思ったら「お腹空いたなぁ」とタイプし、世界中に向けて発信が出来るサービスだ。

僕が「お腹空いたなぁ」と(ネット上で)言う事は、日本の裏側に居るブラジルの皆さんにも「お腹空いたなぁ」という言葉がブラジルの公用語になっているブラジルポルトガル語に翻訳され、伝わるのである。

ちなみにポルトガル語では日本語の「やぁ」という言葉が「Oi (オイ)」に変わるそうだ。

ビートルズの「A HARD DAY'S NIGHT」というアルバムの邦題がビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」というイカれた文言である事は音楽好きの間では有名な話だが、つまりこれはポルトガル語を母国語にしている人にはビートルズがやって来る オイ!オイ!オイ!」に変換されるということだ。もはやパンクバンドのノリである。

 

しかし少し待って欲しい。

この場合の「ヤァ!」はもしかしたら「Yeah」の事を言っているのでは無いだろうか。

今一度、例の放題を見てみよう。

ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」

これはもしかしたら日本語の「やぁ」とは違うのかもしれない。

日本語の挨拶のひとつとして使用される「やぁ」は、ナウなヤング的言い方に変えれば「うぃっす」とか「おいっす」的なニュアンスの言葉だろう。

しかしこの放題はどうだろうか。これは「ビートルズがやって来た」事に対する興奮の「感嘆詞」なのではないだろうか。

 

あのファブフォーがあなたの元へ来た事をリアルに想像してみて欲しい。

「わぁ!!」だとか「うひょー!!」なんていう感嘆をあなたは漏らしてしまうかもしれない。

しかし相手は英国の音楽グループだ。日本的リアクションはまず通じないと思ったほうが良い。

そこで、そんな時あなたがチョイスするべき単語こそ、「Yeah」だ。

驚きと感動を同時に伝えることが出来、発音も難しくない。「ヤー」と言えば良い。

「ヤー」と発音すれば英語圏の人は勝手に「Yeah」と理解してくれるのだ。

 

話を戻そう。

そう、だからビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」という放題は、正式に表すならばビートルズがやって来る yeah!yeah!yeah!」なのだ。

 

ということは、「うぃっす」的なニュアンスである日本語の「やぁ」では無い。

だからビートルズがやって来る オイ!オイ!オイ!」にはならず、パンクバンドのノリでも無くなった。

 

何が言いたいかというと、いや別に言いたいことは無いということだ。

 

さて、長々と訳の分からない文章を書いたが、タイトルの話に移ろうと思う。

 

Twitterには永らく「Favorite」という機能があった。

これは個人的には「ブックマーク」、「しおり」的な意味合いで使用していた機能だ。

「なるほどなぁ」とか「いい言葉だなぁ」とか「嬉しいなぁ」と思ったツイートやリプライ(返信) に対して、忘れないようにFavoriteする=ふぁぼる、という風に。

具体的にはスターマーク(☆)をクリックすればふぁぼる事が出来、自分が今までふぁぼったものを遡れる様になったいた。

 

しかし、2015年の秋。

この「Favorite」という機能が「いいね(Like)」に改変された。

機能的には全く変わらない。が、マークが「☆」から「♡」に変更した。

これは他のSNSであるFacebookInstagramで実施されている機能に近い。

この「いいね」が少し厄介であると僕は思う。

「いいね」に対する違和感を一発で表してくれる画像がある。これだ。↓

f:id:point0625:20170525172932j:plain

ボランティア募集の広告だそうだ。

「いいね!は救いにならない」と書いてある。

 

まぁ長々と何を書いて伝えようとしているのかというと、

「"いいね"よりも"ふぁぼ"されるようなツイートをしたい」ということです。

 

さて。

では最後にあるツイートを見てみましょう。

f:id:point0625:20170527172803p:plain

 

うん、もっとよく見てみよう。

 

f:id:point0625:20170527172807p:plain

 

うん。もっと、もっとよく見てみよう。

 

 

 

 

f:id:point0625:20170527173054j:plain

いや「いいね」(でもいいから)しろや!!!!

むかついたからLINEカメラで可愛く加工してやったわ!!!!!

 

はい、ありがとうございました。