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音楽の事をあんな視点、こんな視点から綴ります。

キ◯タマ引っ張り合いゲーム。(夢の話)

これについて。夢の話です、あらかじめ。

※タイトルからわかるだろうけど、下ネタ注意!!!!!

 

 

 

 

ルールはいたって単純!

1対1で向き合い、左手で相手のキ◯タマの皮を掴む。

それを「スタート!」の合図でお互い強く引っ張り合うのだ!

ギブアップしたら負け!

でも相手のモノを引きちぎってしまったら反則負け!ノットジェントルマン!

(ちなみに衣類は着ている)

 

僕の相手は小中高と同じ学校に通ったもののそこまで仲良くない…いや全然仲良くない道山くん(仮名)で、「お、おう」みたいなギクシャクとした感じで戦いが始まった。

「スタート!」の合図の瞬間自らのモノに走る緊張感!お互い、強く引っ張ってしまうとその痛みは自分に還ってくるのを知っているため、はじめは探り合いだ。

こうなるともう心理戦である。いくか?いくのか?

じわりじわりと引っ張られている感触、引っ張っている感触。

やるか、やられるか…。今ここで「グッッ!!」と力を入れたら瞬時にギブアップするのでは…?いや、自分が「グッッ!!」とやられたらどうだ…?意外と耐えられるのか…?

 

未知数。

それは圧倒的な未知数である。

自分の身体の事…こと"その部分"に対しては今まで散々配慮をしてきたつもりなのに、なにも分からない。

"強く引っ張られたら、なにがどうなってしまうのだろう…"もとい、ナニが。

 

道山くん(仮名)の顔をちらり見る。

彼も相当にあれこれと思案しているようで、額には脂汗が浮いていた。

道山くん(仮名)のソレを掴んでいる自分の左手が汗ばんでいるのがわかる。

あれ…これ、手を一旦離してしまうとどうなるんだっけ…

 

頭の中がぼうっとしている。熱っぽい。

自分の急所の運命を、相手の意思でどうにでもされてしまうという緊張感。

周りから見れば完全なる下ネタなのだろうが、僕と道山くん(仮名)の間には、まったく性的なものは無い。皆無だ。これで性的興奮を覚える奴はイカれている。

 

これは、生き死にの問題なのである。

もしかしたら不能になってしまうかもしれない。不能にしてしまうかもしれない。

勝っても負けても、必ず遺恨が残る。もはや泥仕合だ。

結果がどちらに転んでも最悪の道を辿るなら、思い切ってーーーーー。

 

同時に、道山くん(仮名)も同じ思考回路に辿り着いたようで、目を合わせて微笑みあった。

 

『やろうか』

『そうだね』

 

目線だけでその会話を行った。彼とはきっと親友になれる。いや、きっとそれ以上のものに。

だって、ほんとうの親友のキ◯タマの皮だって引っ張った事はないのだ。いや引っ張りたいという願望も無いが。

 

『せーーーーーーのッッッ!!!』

 

 

お互いに、左手に力を込めるーーーーーーーーーー……

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気付いた時は会場の天井を見つめていた。

すぐに自分のモノを見る。

なんの変化もないし、痛みも…無い。

 

やっとの思いで起き上がり辺りを見回す。

道山くん(仮名)もその場に倒れており、辺りには爽やかな風が吹いていた。

 

勝ったのか、負けたのか。

そんなものはどうでも良くなっていた。今心に残っているこの充実感。

やり遂げた。僕と道山くん(仮名)はやり遂げたのだ。

非常に清々しい気分で、風が火照った身体を冷ましてくれている。かいた汗が冷え、心地よい。

 

ああ、なんて崇高なゲームだったのだろう。あんな緊張感はもう二度とゴメンだが、やって良かった。帰ったら優しく丁寧に洗ってあげよう。「いつもありがとう」という言葉と共に。

 

その瞬間、レフェリーの大きな声が響いた。

 

「ドロー!!再試合!!」

 

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起きた瞬間の僕「な ん だ こ れwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

おわりです。失礼しました。