ガソリンスタンドの先輩と後輩。
昨日、ガソリンスタンドに給油しに行きました。
そこのスタンドはセルフサービスで、何かあったら店員が駆けつけますよっていうスタイル。
スタンドには先輩であろう女性スタッフと、後輩であろう男性スタッフが談笑しており、僕の車に気づくと、ほぼ同時に「いらっしゃいませ~!」と元気よく客である僕を迎え入れてくれた。
※以下、ただの妄想です。
女性の先輩は名を"ヨウコ"といい、このスタンドに入社して8年が経つ。
それまでは違う店舗でアルバイトとして働いていたのだが、その真面目な勤務態度が本社の人間の目にとまり、支店の店長としてこのスタンドを任されることになったのだ。
男性の後輩は名を"ヒロシ"といい、そのスタンドにはアルバイトとして勤務している。
勤務しだして1年経つか経たないかくらいの日数ではあるが、元々が車好きであるため様々なことに詳しく、スタッフ内でも一目置かれている存在だ。
ヨウコもそのひとりであり、ヒロシと同じシフトで働いている間は不思議と安心感を抱いていた。
「寒くなってきたねぇ」
とヨウコがヒロシに投げかける。
「ええ、ほんとに」
伝票の整理をしながらヒロシが応える。
スタンド内にある小さめの店舗の中には二人きりで、もう間もなく退社時間である21時を迎えようとしていた。
「お腹、空きませんか?」
とヒロシがおそるおそる投げかける。
「空いた!ねぇ、たまにはご飯でも行かない?」
ヨウコは自分にできる限りの笑顔を作り、ヒロシに向ける。
ヒロシは少し照れたようにして「ええ、是非!」と返した。
歩いていける距離にカレー屋があり、ふたりはそこで食事を摂ることにした。
ヒロシはチキンカツをトッピングしたものにし、ヨウコは野菜を多めにトッピングしたものに決めた。
カレーのスパイスも相まって、ふたりは熱を帯びていく。
そしてその夜……
「ああ、ヒロシくんのハイオクが満タンで…!」
「わぁ、ヨウコ先輩のボンネットが…!」
いや下ネタ!!!!!
ガソリンスタンドとカレーに謝ります。ごめんなさいでした。
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