【ミスチルはカレー?!】アーティスト(バンド)を食べ物に例える。
ぽめーら、おはよう。(ネットオタクだけど粋がってる風)
さて、もともとは「星野源」っていうアーティストの面白さ、凄さをブログで掘り下げようと考えていたのですが、それをするには他のアーティストを例に上げて比較せねばならず。
その比較に色々例えを考えてたら色々思いついたので、もういっそそれで記事書いちゃおう、という記事です。笑
上手く例えられてるか分かりませんが、お付き合いくださいませ。
Mr.Children。
まずは「Mr.Children」からいこうかな。
ミスチルはズバリ、「カレー」です。
まず、国民からの支持率ね。老若男女からの支持率が物凄いです。
ポップに食卓に並べることが出来、家族からの支持も厚い。
「誰にでも美味しいカレー」を作ろうと思えば一級品のものを提供してくれる。(例えば「名もなき詩」のような)
が、時には辛口志向の玄人たちを唸らせるようなものも提供するし(「フェイク」とかね)、トッピングや具の種類が豊富で、食べる人の趣味に合わせた特別なものも作ってくれるのだ。(「ミスチルのアルバムならどれが一番好き?」という談義が盛り上がるのはこのせい。曲のバリエーションがとても幅広いのだ。)
そして、市販されたルーを使えば意外にも簡単に出来てしまうのもカレーの醍醐味。
ミスチルの音楽はとても口ずさみやすく、また、口ずさみたくなる手軽さもある。
が、いざ自分が作ってみると(コピーしたり歌ってみると)、それがどれだけ丹精を込めて作られているかが分かる。ミスチルが使っていたのは市販のルーではなく、きちんと厳選された様々な種類のスパイスや調味料だったのだ。
真似しようと思えば意外にも敷居は低いが、本物に近づこうとするととんでもない高みにある。
それが、Mr.Children。
彼らを例えるならば「カレー」以外ありえないでしょう。
…こんな感じですw大丈夫ですか、ついていけてますかw
続いて行きますね。
星野源。
次は冒頭にも書いた「星野源」を例えましょう。
源ちゃんはね、「おでん」です。
彼の楽曲にある独特の味。
それはまるで長時間煮込まれて仕上げられた黄金色のダシ汁のよう。
ズズッと口に含めば様々な材料から染み出た深い味わいが広がる。
でもそれはどこか"日本的"で、ふぅっと息をついてしまえる落ち着きを与えてくれる。
何を食べても基本は「おでん」の味なのだが、具材によってそれぞれの味わいがあり、深みがあり、良さがある。
時にはカラシをつけたかのようにピリリと刺激的なものもあれば、柚子胡椒で爽やかな広がりをみせるものもある。
そして時には冒険したような「変わり種」を入れることもある。餃子やソーセージ、ロールキャベツといったものだ。
それが我々にいい刺激を与えてくれ、飽きずに食事を楽しむことが出来る。
加えて、星野源の音楽は「秋冬」に合う音楽である。
「おでん」もそうだ。「秋冬」がシーズンであろう。
じんわりと温かく、心を落ち着かせてくれるような、そんな食事。音楽。
星野源を例えるならば、「おでん」以外ありえないでしょう!
おっけー、次行きましょうw
Perfume。
Perfumeやっちゃいましょうw
ぱふゅはねぇ。「ガム」です!
上記の写真のようにカラフルでポップなものもあれば、硬派なデザインのモノもある。
味も幾種類もあり、その日の気分でお好みの味をチョイスすることも出来る。
ガムの特徴はその食事法にある。
ただ、「噛む」ことだ。噛み続けることで味が出る。
それは甘かったり辛かったり酸っぱかったりもする。ここがまさしくPerfume。
とびきりキュートで甘いものもあれば、ひたすらダークで辛味のあるものある。
単調なテクノや電子音楽は「飽きやすい」側面を持っていたりするが、Perfumeのそれは非常に味の持ちがいい。長く噛んでいられるガムなのだ。
多くの楽曲にある4つ打ちのリズム。
これはガムをひたすら噛むその行為と酷似している。
噛む、ただそれだけの単調な行為を続けようと思えばいつまでも続けることが出来る。
また、続けてしまう。それが本当に美味しい「ガム」であり「Perfume」の音楽だ。
中田ヤスタカ氏のサウンドメイキングに依存する部分でもあるが、三人のキャラクター、ダンス、声はやはり彼女らだけのものであり、それこそが唯一無二の魅力を生み出しているのだ。
そんな感じで。
Perfumeを例えるならば、「ガム」以外ありえないでしょう!
はい次だ次ー!
ASIAN KUNG-FU GENERATION。
悩みました。アジカンは悩みました。
が、見つけました!我々一生懸命探しました!(某島田さん風)
アジカンは「中華料理」です!
…だいぶ名前に引っ張られてる感がありますけどもw
でもね、よくよく考えていくと結構ハマってるんです。
アジカンの持ち味は文学性のある歌詞世界と、骨太なギターロックサウンドです。
日本語ロックの次世代を担い、新たなスタンダードを打ち出したバンドです。
その音楽は時にドロドロと脂っこいものがあったり、ガツンと胃に溜まるものがあったり、スルリと食べてしまえるものがあったり。
「中華」というひとつのテーマを持った数々の料理が円卓に並べられ、欲しいものを食す。アジカンが綴るのは「君と僕」という普遍的なテーマだ。
時に力強く、時に弱々しく、エモく、切なく。
だから食後はとんでもない満足感に満たされ、しばらくするとまた食べたくなってしまう。
時にはラーメン、餃子、チャーハンとガツガツ食べたくなり、時にはわかめスープだけ、というようにちょっとした要素だけ食したいこともあり。
そこには、他の国の料理では満たされない「中華」だけの魅力があり、味があり、そして独自性がある。
というわけで。
アジカンを例えるならば、「中華料理」以外ありえないでしょう!!!
よし、なんとかいけた!w 次ラスト!
クラムボン。
クラムボン。これも迷いました。
ホッとひといきさせつつ、ボリュームも与えられる感じで言えば「定食」かなとか。
メインのおかずを色々と変えることが出来つつ、安定感のある感じとかね。
まぁそれでも良かったのだけど、もうちょっと考えていけば「ポトフ」かもな、と。
ポトフとはお肉や野菜を大きく荒めに切ったものを鍋で長時間煮込むフランスの家庭料理です。
が、今や日本にも浸透していて「野菜の栄養をまるごと吸収出来る!」という魅力から健康志向を持つ層には莫大な信頼を寄せられている料理です。
クラムボンも実はそういうところがあって。
オーガニックというか、自然のまま、という感じが。
音楽好きの多くはその飾らない音楽性やサウンド、歌、演奏に惹かれます。
そこにある、ありのままの人間性や性格までもが音楽に現れているように思えるからです。
ポトフもそうです。
決して調理が難しい訳ではありません。具材だって無造作に切って入れるだけでいいのです。それをじっくりとコトコト煮込むことで煮崩れせずに、素材の旨味が溢れて来るのです。
どちらも、ものすごく家庭的で、温かみがあります。
しかし、例えば使う鍋がとても良いものであったり、使う食材も入念に吟味されたものであるのがほんとうに美味しいポトフを作るコツです。
その辺のスーパーでちょちょいと買った材料ではある程度のものしか出来ません。
何事にも"こだわり"は必要です。
そして、そのこだわりこそが唯一無二のものを作り出すのであり、評価されるのです。
ということで。
クラムボンを例えるならば、「ポトフ」以外ありえないでしょう!!!!
まとめ。
いかがでしたかw
半ば強引な部分もありましたが、言い得て妙なところもあるなぁと読み返すと感じました。笑
みなさまも、「あ!このアーティストは◯◯かも!」って考えながら音楽に触れるのも面白くてオススメですよ!
以上、そんな感じでした〜!(ふわっと終わるスタイル)