ロックの種類を勉強してみる。②
おまえら、おはよう。(ヤンクミ風)
さ、今回はね、なんか地味にアクセスが多いこのシリーズの第二弾をお送りしようと思っているよ。
ロックってなんか細分化されすぎ!もうあたしなんのこっちゃ分かんない!
誰か分かるようにまとめて!まとめてよ!まとめてくれたら抱かせてあげるわ!
っていう企画ですね。まとめるので抱かせてくださいね。
で、前回とりあげたジャンルは、
の4つを勉強しましたね。復習のために読み返すのもええですぞ。
では今回は、オルタナからの派生ものから参りましょう〜!
インディーロック。
正式名称は「インディペンデント・ロック」だそうです。
僕は「インディーロック」という言葉を聞いた時、「あ、メジャーやインディーにとらわれずに自分たちの音楽を追求している系の音楽かな」って思ってました。
ま、そんな解釈で大体合ってるみたいです。
ただ僕は「インディペンデント」の略が「インディー」なのだとは知りませんでしたけどw
「インディペンデント」を訳すと「独立」という意味になります。
ま、実情としてはメジャーインディー云々ではなく、「たとえメジャーになったとしても、インディーな精神を忘れずにいる」場合も多くあります。メジャーレーベルと契約していたとしても、音楽性や作品が「インディーロック」ならばインディーロックでええじゃないか、という感じ。
それと、「流行に流されずに独自の音楽性を表現している音楽」なんて意味も込められています。
じゃあ「オルタナ」とどう違うの?と言われたら、…とても難しい質問かなぁと。
ただまぁ、「オルタナ」はメジャーやインディーという事を考えずにとにかく独自の音楽性を追求する。
「インディーロック」は売れる売れない二の次でかっこのよろしい歌ばつくり、聴いてもらえりゃ万々歳 そんなあたしゃ傾奇者。って感じでしょうかw(©向井秀徳)
売れる売れない二の次で かっこのよろしい歌ば作り、 聴いてもらえりゃ万々歳 そんなあたしは傾奇者 人呼んで NUMBER GIRLと発しやす
— 向井秀徳MCbot (@MC_MukaiShutoku) 2015年2月4日
音源的にはね、これこそがインディーロック!ってのが無いんですよね。
だからインディーロックのコンピ音源を置いておきます。
勝手なイメージだけど、ポップ過ぎずちょっと粗めの演奏で、でも音楽性高い!ってイメージです。インディーロック。
てかこのコンピめっちゃいいな…欲しい…
…って思ってたら売ってたよ!!今度買お…
でも不思議。
言葉で定義付けしようとすると雲をつかむような感じだけど、聴けば「なるほど!これはインディーロックだわ!」って思えちゃう。なんでだろ。
ハードコアパンク。
さて、こいつを掘り下げていこうか…。ハードコアパンク。
「ハードコア」と表記されることの方が多いかな。
しかしその名前の通り、元々はパンクロックの流れです。
パンクロックからロックンロール的要素を排除したものがハードコアの始まりだそうで。
音楽的特徴としては、
・メロディよりもリズム重視で叫んだり話したりするように歌うことがある。
・簡単なコード進行、曲構成、シンプルなコードやリフが多い。
・一曲一曲が短い、難しいテクニックに重きを置かない。
これも分かりやすいようにミックス音源置いときます。
ディストーションを強めにかけて、重た〜いサウンドが最近のハードコアって感じですね。他弦ベースとか使ってそう。
で、このハードコアから派生したのが「エモ」ですよ。
エモ〜スクリーモ。
「エモーショナルハードコア」とも呼ばれるそうです。
ハードコアをルーツに持つジャンルで、だからサウンド的にはハードコアの重たくて重厚な感じがありますよね。
でもエモは、ハードコアよりもっとメロディアスだったり、そのエモという名の通り叙情的というか、より「エモい」サウンド、メロディです。
そしてキーボードやピアノなどのキレイ目な音が入ってたりね。
こんな感じ。Dream Stateはよりエモ目というか。ハードコア要素は少ない方ですね。
でもこれは完全にエモロックでしょう。
ハードコア要素を強く残したのが「スクリーモ」でしょうか。
んー、まぁこの辺は明確な線引きが難しいですね!ハードコアって言っちゃえばハードコアだし。。
だから「ハードコア」という大きな枠の中にエモやスクリーモがあるあわけで。ほんとに枝分かれ枝分かれで物凄いことになってるんですよねw
だから例えば「パンク目ハードコア科エモ属」みたいなのを作って欲しいwそしたら「あ、ルーツはパンクで、ハードコアからの派生なのね」ってすぐ分かるじゃないですかw
ま、次行きましょう。w
ソフトロック。
ロックなのにソフト。ソフトなのにロック。
やや矛盾を感じますが、あるんです。こういうジャンルが。
どちらかと言えばスタジオレコーディングに重きをおいていたりするそうです。
ただやはり、一部のロックファンからは「ソフトなロックなんてロックじゃねぇーよ!」っていう意見も出てたりしたそうで。「ソフトなロックなんて無い。それはただソフトなだけだ」みたいなねw
だから「イージーリスニング」的な扱いを受けることもあるのだとか。
BGM寄りというかね。仕事しながらでも聴ける、みたいな。
実際、そんな感じに思えなくもない…
ね。ちょっと洒落たBARとかで流れてそう。これはこれで良いとは思いますけどねー。
まぁハードがあればソフトもありますよ。笑
シューゲイザー。
では最後にこれを取り上げて第二回を終わりたいと思います。
ね。シューゲイザーですよ。
シューゲイザーの言葉の始まりはこんな感じ↓
「シューゲイザー」という言葉がメディアで初めて使われたのは、1990年初頭にイギリスの音楽誌『サウンズ』に掲載されたムースのライブについての批評記事上である[2]。このライブでムースのボーカル、ラッセル・イェーツは、曲の歌詞を憶えられずステージの床に貼り付けた歌詞カードを見ながら歌唱・演奏していた。その光景はまるで靴を見つめているかのようであり、それを見た同紙の記者が前述の記事内で「シューゲイザー(靴を見つめる人)」と表現した。そこから一部のメディアが揶揄を込めてシューゲイザー(シューゲイジング)と呼ぶようになったのが始まりである。
ね、なんか陰鬱ですよねw
実際音楽的にも陰鬱なものが多いです。っていうか陰鬱です。
ノイズやフィードバック、ディレイや深いリヴァーブを多用して、ぼそぼそ〜っと歌う。代表的バンドはやはりマイブラでしょう。
これがもう金字塔になりすぎて。シューゲイザーといえばコレ!って感じがもう決まりすぎて、基準になってますよね。っていうかコレを聴かずにシューゲイザー語れねーよ!みたいな。マリオをプレイせずに任天堂を語る、みたいなw
そんくらいのバンド、音楽です。
シューゲイザーには結構多くのファンがいますよね。一定数の。
ロックミュージックの一つの終着駅にも思えます。音で失神する人とかいますからね。
こんな動画も↓
ちょっと精神ヤラれてる時に聴くとトリップ出来そうですよねw
あと日本で言えばSUPERCAR(スーパーカー)も一時期シューゲイズとして評価されていましたね。初期〜中期あたりのサウンドはシューゲイズを上手く邦楽に取り込んだサウンドで、今でも我々の心を掴んで離しません。
後期はエレクトロ・サウンドに切り替わりますけどね!(個人的にはそっちのほうが好きだったり)
今回のまとめ。
まだまだまだまだ時間がかかる企画ですねコレはwま、気長に楽しんで頂ければと思います。
でもyoutubeに色々音源があるので非常に助かりますね!ありがたいです。
次回は僕が大好きな「ポストロック」を取り上げたいな!!
そんな感じで。次回をお楽しみにぃ〜!