ベストキッドを観たでやんす。
そう、例のHuluでね。
ずっと気になりつつ、観るチャンスが無かった映画。
僕、オタってほどじゃないですけど、ジャッキー・チェン好きなんですよ。
ジャッキーのカンフー、殺陣、アクションはほんとに美しい。ゾックゾクする。
これ↑の一発目、木の人形?(なんて言えばいいのだろう)と組手するシーン大好き。興奮する。
アメトーークのジャッキー・チェン芸人もめっちゃ面白かったですね〜。
ま、そんなこんなでね。
今回観たのは「ベストキッド」。
これね、主人公はジャッキーじゃないんですよ。重要な役ですけど、主役じゃない。
「酔拳」で例えるならあの赤鼻師匠の位置です。
(いいお顔だ…)
じゃあ主役は誰なのかというと、ジェイデン・スミスくんです。
なんと彼はあのウィル・スミスの息子さんなのですね!
ウィル・スミスといえば「メン・イン・ブラック」や「アイロボット」など数々の名作映画に出演されているトップスターですね。
いやーこのジェイデン・スミスくんが可愛い&かっこいい!
今回彼は中国の街を沢山歩くことになるのですけど、中国の街並みとその顔立ちとのギャップが面白いんですよ!凄く画になるというか。
それでいて可愛い。ちょろちょろしてて。茶目っ気あるキャラクターでしたしね。
で、多少ネタバレになるのですけど、ジェイデンくん演じるドレはジャケットをジャケットハンガーにかけず、床に脱ぎ捨てるクセがあるんですね。それをいつも母親に怒られてて。
で、なんやかんやあってジャッキー演じるハンさんにカンフーを教えてもらうことになるのだけど、その修業一日目、ハンさんは言います。
「ジャケットをかけろ」
この木のポールにね。
そして「着ろ」「脱げ」「落とせ」「拾え」「かけろ」「着ろ」…
と無限ループさせます。
そんな修行と言えるのか分からない行為だけを数日間延々と続けさせられます。
いよいよドレもキレます。「何なのこれ!!もういい!帰る!」ゆーて。
で、そこからハンさんが真面目な顔で「ジャケットを着ろ」と言います。
しぶしぶジャケットを着ようとすると、ハンさんにジャケットを奪われます。
そしてまた「ジャケットを着ろ」…。
そこからはもう、言葉では表せない…動画を見ておくれ…
なんの役にもたっていないと思っていた動作がカンフーになっている。
いや、カンフーにしたのだ。
カンフーは日常の中の動きにある。日常の中の態度にある。
そんなカンフー哲学をドレに教えるのでありました。
もうねー、このシーンの旨味成分すごい。ニヤニヤしちゃう。興奮して。
ストーリー的にはもう、昨日の記事の話じゃないけど、王道パターンなんです。
でも観ちゃう。展開分かってるけど観ちゃうんですよね…。
そして僕はこの王道パターンが好きだ。笑 最後には笑って、よかったぁ〜って思って思える作品が。
あまり難しいことを考えずにすんなり観られる爽快な映画です。
そしてね、ジャッキーが脇役に徹したその心意気も評価したい。
この作品にあたっては、ジャッキー殆ど殺陣してません。それでも画面から溢れ出るカンフーアクションスターのオーラw
すごいの一言。
あとね、気になったのが音楽!
カンフー映画にしてはめっちゃスタイリッシュでかっこいいです。レッチリとか流れるしね。なんかこれも不思議な違和感。映像はゴリゴリに中国の街並みなのに、音楽聴いてるとデトロイト(ドレくんが住んでた街)っぽいしw
製作自体がアメリカのチームだろうからそうなったのでしょうけどね。なんか慣れませんでしたwナシではないけど。
あ、あと、今回は吹き替えで観て。
で、チョイ役の子供がいるのだけど、この子の声がなんと高山みなみさんでしたw
「なんかコナンくんいるなー」と思ってたらコナンくんでした。いやコナンくんじゃねーけどw
高山みなみさんの声、すごく良いなぁ。とくに男の子(もしくは男勝りな女の子)の声をしてる時の高山みなみさんの声すごい好き。でもチョイ役だったのが残念w
ってな感じで!ベストキッドのレビューでした!みんなも観てね!