2016.8.21(sun) Sky Jamboree私的レポ。
行ってきました、オレたちの夏。スカジャンに!
ガチ勢を気取って~入場まで
今回で僕は4回目の参加になるので、そろそろガチ勢を気取ろうと色々頑張りました。
まずはクーラーボックスの導入。
スカジャンの会場は日を遮るものがなく、クソアツいフェスで有名です。笑
なので水分補給はかかせません。かといって、販売されているものを買っているのでは経済的にも身体的にももちません。
だからこそのクーラーボックスです。ビールも飲めますしね!
それと、iPhoneなどの電子機器は物凄い熱を持ちます。それを冷やしたりだとか、あとシンプルに熱中症予防でアイスノン的なのを用意したりとか。
まずは暑さ、水分不足対策での「クーラーボックス」。
ことしはクーラーボックス持参なのじゃ #skyj
— mscr (@syozopanda) 2016年8月20日
写真張り忘れたんじゃ pic.twitter.com/FRHjvHrxls
— mscr (@syozopanda) 2016年8月20日
次に行ったガチ勢行動は「時間」。
僕が住む場所からはまず長崎市へ行かねばなりません。高速バスで30分くらい。
まずこの高速バスは、始発に乗りました。6:40発。はええ。
バス停へ向かう道中、既に太陽は昇っていてこちらをギラギラと照らしていました。
あいつが今日オレたちを苦しめることになる太陽か…なんて思いながら。
長崎駅横の駅ビルにはファミリーマートが入っているのですが、既にスカジャンに行くであろう大量の人々。
この時点で「アッ…本物のガチ勢はもっと早いんだ…」と悟りましたね。
ハッシュタグを辿ると、僕がバスに乗った時間くらいにはもう既に会場に並んでる人がいましたw
想像するに、同じ長崎でも長崎市内在住で、日も昇っていないくらいの早朝に会場まで送ってくれる家族や友だちがいる人が最強なのでは、と。
ガチ勢気取ってるのでシータクぶちかましてるけど、それでも遅い方っぽいなwガチのガチ勢強すぎるぜ… #skyj
— mscr (@syozopanda) 2016年8月20日
シャトルバスの出発は8:30ですが、それを待たずにタクシーで会場へ向かいました。これが7:50くらいかなぁ。
乗せてくれたタクシーの運ちゃんは前日色々勉強したらしく、イベントの値段や終了時刻に驚いていました。
「結構値段するんですねぇ!」とか「かなり遅くまでやるんですねー!」とかとか。
あと、この日は市内のタクシー会社の繁忙期でしょうから、ルートを指定されていたりしているそうです。シャトルバスとは違うルートで会場へ向かうよう指示されていたり。もう街ぐるみで徹底してるんだなーと思いました。
いざ会場へ着いてみると、既に長蛇の列。
目測ですが2000人はこの時点で超えてそう。
おいおい、始発バスに乗ってタクシーをキメてもこれかよ!!とビビりました。
この時点での感想。「本物のガチ勢、こわい。」笑
開場~豚まん
辛い辛い待ち時間を経て、いざ開場!
10時開場予定でしたが、9:45くらいから入れだしたかな。
もうこの時点で太陽くんはガンガン攻めて来てて、みんな汗だく。
入場ゲートを越えると「走らないでください!」というスタッフたちの声。…も虚しく、みんな走る走るw
会場である稲佐山公園はステージの前にライブエリア、その奥はなだらかな坂の原っぱがこれでもかってくらい広がっています。みんなそこに拠点を構えるわけですね。
あんなに人が並んでいたので、いい場所は取れないかもなぁと心配していましたが、案外余裕でした。笑
とりあえず拠点を決め、物販エリアへ。
スカイジャンボリーの最多出演バンドである10-FEETの列は毎年ずっと長蛇の列です。
そして今年はWANIMAが初出演!ってことでここも長蛇の列。人気やばいなWANIMA。。
04LS、SHISYAMOもかなりの列。そしてアジカン先生もすごい。
SHANK、NCIS、テナー、クロマニヨンズ、リップスライムらはぼちぼちかなーという感じ。
いや〜ファンのみんなはとにかく物販でグッズを買うと良いよ。少しでも。物販が一番アーティストへの還元率が高いから。
音源はもうレンタルでもDLでもいいけどさ(よくないけどw)、グッズ買うとみんなハッピーよ。
そして、スカジャンといえば「桃太呂の豚まん」でしょう!メインスポンサーでもあられるのかな?
スカジャンは最近流行り?の「フェスめし」はそんなに種類も多くないですし、味もそんなに…なのですけど(笑)、豚まんは美味しい。これだけはガチ。そして安いしね。
朝から何も食べてなかったので、がっついてしまいました。それをすぐさまキンキンに冷えたビールで流し込むッッ!!!ロードローラーだッ!!考えるのをやめた!!!
…しかしハイペースで2缶空けてしまって、かるく後悔wあんな炎天下の中で酔っ払うと危ないねw今後気をつけよう…w
SHANK〜04LS。
とかなんとかしてる間に、SHANKがアクトを行っていました。SHANKは長崎出身のバンドなので陰ながら応援してる。正直、彼らの奏でる音楽がそこまで趣味じゃないので簡単に「好き!」とは言えないけど、応援してる。その気持ちはホント。
「スカジャンが全然呼んでくれんけん、自分たちでフェスやることにしたけんw」とか言ってSHANK主催のフェスを告知。
dustboxやG-FREAK FACTORYなどのバンドが出ますので、興味のある方は是非!
SHANK SetList
01.Set the fire
02.Take Me Back
03.Good Night Darling
04.620
05.Hope
06.Weather is Beautiful
07.Love and Hate
08.Long for the Blue moon
続いて04 Limited Sazabyz。
事前に音源を入手していたのだけど、そこまで聴かず。なんだろ、スカジャンで実際に観て、感じてからちゃんと聴きたかったというか。こういう感覚初めて。だいたいは事前に予習しておきたいと思うタイプなんだけどなぁ。
しかし人気すごいな04LS!超でっかいサークルも出来てたし、やんちゃなモッシュダイバーも多かったし。「あ、キテるな」ってのを肌で感じました。そして「swim」はアッパーですねぇ。キラーチューンや。
「スカジャンは出演したいと思っていたイベントのひとつです!」と数回言ってくれて嬉しくなった。京都大作戦にてTAKUMA氏から「スカジャンはええで」って話を聞いていたそうです。バンドマンたちの間でもスカジャンは「良いフェス」として人気なようですな。
04 Limited Sazabyz SetList
01.Remember
02.monolith
03.Chicken race
04.Warp
05.labyrinth
06.midnight cruising
07.Terminal
08.swim
SHISYAMO。
SHISYAMO、結構好きなんですよ。なんとも言えない艶っぽさと可愛さ。
女の子のちょっとドロっとした部分が、癖になりますw
なんか世間的には「君と夏フェス」がSHISYAMOの代表曲ぽく言われてますけど、僕、実は「僕、実は」が好きです。(ややこしい)
イントロのギターリフかっこいい。これを女の子が弾いてるのか!と思うと萌えますね。グッと来ます。生で観れて良かった。ほんで今朝子ちゃんはショートカットなんですけど、ロングより好き。(関係ない)
…ですが、この時点で結構ふらふら。暑さで。PA前で観てたのですけど、まぁ暑いったら。
そこでSHISYAMOが新曲「夏の恋人」を演奏し出しました。朝子ちゃんがエレキからアコギに切り替え、ゆったりテンポの、じっとりとした湿度の高い曲です。
「あかん!聴いていられない!!!」
SHISYAMOがどうとか曲がどうとかじゃなくて、その時の自分の体調的にこのじっとりバラードを聴いていられなくなりました…。SHISYAMOのみんな、ほんとごめんね。
足早に物販エリア近くのクールスペースに逃げ込み、ミスト扇風機を浴びる。
遠くから聴こえるSHISYAMOの演奏にちょっと名残を感じつつ。。
でも少しでも生で観られてよかった。ライブを観てみたいバンドのひとつだったから。
あと今回結構着てらっしゃる方がいたのだけど、「SHISYAMOと夏フェスTシャツ」可愛かった!!かっこよくもあるしね!そして生地がポリなので汗かいても大丈夫!
やっべ、今になってめっちゃ欲しくなってきたw
SHISYAMO SetList
01.量産型彼氏
02.僕、実は
03.夏の恋人
04.僕に彼女ができたんだ
05.タオル
06.君と夏フェス
Nothing's Carved In Stone。
ELLEGARDENの生形氏とストレイテナーのひなっちが強力タッグを組んだ化物バンドですね。このふたりの時点でモンスター級なバンドなのだけど、ドラムのオニィもめちゃくちゃ上手くてパワフルなドラマーだし、なによりボーカル拓ちゃんのカリスマ感。
彗星のごとく現れて、邦楽ロック界にズバっと風穴を空けたバンドです。
一度は必ずライブを観たかったバンドなのですけど、それがまさかスカジャンになるとは。
いや〜しかしね、今回のセトリが個人的には消化不良で…(汗)
NCISはもっとキラーチューンもってるのに〜!!あの曲もあの曲も〜!!なんでやらないのおおおお〜〜絶対盛り上がるのにぃいいい〜!!キィィィ〜〜!
って心境でしたw
NCIS、んんん〜!個人的にはbrotherhoodとかIsolationとかのバキバキなキラーチューンが聴きたかったぜよ〜!!
— mscr (@syozopanda) 2016年8月21日
ワンマンに行けということですね…!笑
Nothing's Carved In Stone SetList
01.In Future
02.Milestone
03.Diachronic
04.Out of Control
06.きらめきの花
WANIMA。
もう多くを語る必要無いんじゃねぇかなってくらい、今一番アツいバンドでしょう。
物販も物凄い列だったし、ライブエリアの人の多さはこの時点で優勝レベル。
いや〜ライブを観て思いましたけど、こりゃすごいわw
MCも面白いし、曲も良いし、盛り上げ方も上手い。とにかく底抜けに明るくて、太陽みたいなバンド、音楽だなぁと思いました。
こりゃ夏フェス向きだわ…と。もう熱中症になってもいい!!盛り上がりたい!!!って本能が訴えかけてきますw でもみんな、熱中症になっちゃだめよw
以前僕が上げた記事、
このアルバムからの選曲は「BIG UP」だけだったのがちょっと寂しかったなぁ。
…っていうか、WANIMAのアクトすっげぇ短く感じたな…。あっという間だった。
でね、WANIMAファンの中でも物議を醸し出してるのが「いいから」という曲。
これがけっこう下品に聴こえる人も居て。まぁ確かになぁと思いながら。
で、スカジャンでWANIMAが最後はけていく時に、ボーカルのKENTAくんが「セックス!」と叫んで帰って行きました。(www
でもなんか、もしかしたら、「いいから」の歌詞は直接的な表現じゃないんじゃないかと思った。そのまま読めば下品にも取れるけど、あれは全て隠喩なのではと。
つまり、バンドとお客さんのその関係性こそが「セックス」なのではないかと。
「君の好きな場所を探り当てる」のも、リスナーが求めている音楽を模索していると受け取れるし、でもそれを考えすぎて「底なし沼の入り口」に入ってしまうこともある。
そんな風にして「オリジナリティ」と「普遍性」の間で葛藤して音楽を作っているけど、ファンたちはあっさりと違うバンドに目移りして「やっぱ◯◯最高〜!」なんて言ったりもする。だから「君といたいしたい気持ちは裏腹」になってくる。湿度の無い、「渇いた音が響いて」しまう。
これはミュージシャン、バンドが持つジレンマを綴った曲なのでは…と。
「好きだ!」とタオルを掲げている人も、楽しそうにモッシュダイブしている人らも「七割は演技」で、バンドはそれに「気付かず拝」み、浮かれているのかもしれない。
もしほんとにそうだとしたら、この曲はWANIMAからの挑戦状なのかもな、と。
バカみたいに盛り上がりたいだけのヤツらは意味も分からずアホみたいに踊っとけ、俺らは全部見抜いてんぞ、みたいな。
…考え過ぎかw
おっと、すっかり歌詞考察っぽくなってしまったw
そこまで考えさせてくれるWANIMA、僕は演技じゃなく好きよ。ほんとよ。セックス!
WANIMA SetList
01.THANX
02.リベンジ
03.いいから
04.TRACE
05.BIG UP
06.ともに
10-FEET。
なんかねぇ、テンフィは自分たちの味を良く知っているバンドなんだろうなぁと思う。
自分たちが演りたい音楽というよりも、ファンから求められているものを演ってくれてるんだって思うんです。だから「RIVER」も演るし「その向こうへ」も演る。「1sec.」も。
毎年短い時間にキラーチューンをガッツリねじ込んできて、会場を死ぬほど沸かせる。
プロだなぁと思います。ほんと、ファンへの愛情を感じる。
ですが、今年は五年ぶりの新曲「アンテナラスト」がセトリに加わったことでまた違う10-FEETが観られました!
僕らって大体いつも言葉足らずで、何もかも上手く言えないことが多い。
好きだ!って伝えることも、嫌いだ!って言うことも避けて、傷ついたり傷つけないようになんとか遠回りをして、コミュニケーションを取っている。
でもそれは誰かの為になるのだろうか。つまらぬ人間に思えないだろうか…。
僕らが言葉足らずじゃなく、何もかも言いたいことを言えたのなら、思いはすべて伝わるのだろうか。それは分からない。だからまた傷つけ合ってしまう。
人として生きることの業にも近いこの部分。柔らかくて、でも時に鋭利なこの部分。
結局僕らはどうしたらいいんだろう。歌の中に答えはないけど、考えることで少し楽になる。どうあったって、僕らは「あなた」の存在を求めてしまうことは変わらない。
傷つけ合ったとしても、そこに誰も居ないことよりはきっと良い。
CD買ったし、事前に何度も聴いたけど、ライブで聴いて初めてズンと心に響いた曲でした。こんな曲を書いてくれるから10-FEETは信用していいんだなって思うよ、ほんと。今年も来てくれてありがとう。。
10-FEET SetList
01.RIVER
02.VIBES BY VIBES
03.その向こうへ
04.1sec.
05.アンテナラスト
06.goes on
ストレイテナー。
以前ね、「DAY TO DAY」というシングルが出た時にAmazonにレビューを投稿してたのですけど、Amazon CAPTCHA
そのシングルの初回盤DVDには2015年のスカイジャンボリーでのアクトの模様が収録されてて。
この時のテナーはほんと神がかり的に良くて。最高にかっこよくて、美しくて。
だからね、今年のテナー見た時の物足りなさが凄かったw
でもね、新譜「COLD DISC」から「原色」とか「シーグラス」も演ってくれたのでそこは嬉しかったな〜!
あ!あと「TRAIN」ね!!テナーの中でもかなり好きな曲だからめちゃくちゃ嬉しかった!!
DAY TO DAY聴きたかったなああ〜 #skyj
— mscr (@syozopanda) 2016年8月21日
ストレイテナー SetList
01.From Noon Till Dawn
02.TRAIN
03.原色
04.シーグラス
05.NO ~命の跡に咲いた花~
06.Melodic Storm
クロマニヨンズ〜RIP SLYME。
暑さもピークを越え、陽も陰り始めた時間帯。
個人的にこの2つはそこまでマストでは無かったので(ファンの人ごめんなさいね)、日陰に行ってかき氷食べて涼んでいましたw
クロマニヨンズのアクト分しっかり休んで、拠点にて寝っ転がってたらあっという間にRIP SLYMEの登場。
このね、RIP SLYMEがアツかった!彼ら以外みんなバンドだったんだけど、全然アウェイ感なし!盛り上がらせるセットリストで、僕みたいに有名曲しか知らない層でも十分に楽しめました!盛り上げ上手!!
DJ FUMIYAさんのMC中の合いの手?が面白かったw「ワワワワワ〜オ♡」とか「フフフフフーゥ!!」みたいな音効w
で、FUMIYAさんのスクラッチすっごいなー!DOMMUNEでDJプレイは観たことあったけど、なんかライブのノリでやるスクラッチがバッキバキでかっこよかった。とりあえず近いうちにBEST盤でも借りに行きたい。
リップスライム凄いなぁ
— mscr (@syozopanda) 2016年8月21日
リップスライム良かったなぁ。あんまり知らないけどなんとなく歌える曲多くて。今度CD借りてこよ。
— mscr (@syozopanda) 2016年8月21日
ザ・クロマニヨンズ SetList
01.タリホー
02.ギリギリガガンガン
03.紙飛行機
04.エイトビート
05.突撃ロック
06.雷雨決行
07.ナンバーワン野郎!
08.エルビス(仮)
09.クロマニヨン・ストンプ
RIP SLYME SetList
01.楽園ベイベー
02.JUMP
03.Good Times
04.熱帯夜
05.JOINT
Dragon Ash。
DAはねぇ、「光の街」っちゅう新曲をやってくれたんですけど、これが良くて。
どちらかと言うとkjのソロっぽい音かなーとか。雰囲気はあんな感じ。
ここ最近DAではあまりああいうメロディックな曲が無かったから個人的には嬉しかったな。
で、セトリが良かった!
DragonAshがなー!For divers areaとLa Bambaやるの結構レア感あった!サンバとかラテンの頃のも好きだからシンプルに嬉しい。
— mscr (@syozopanda) 2016年8月21日
ハードでコアなDAも好きだけど、ああいう夏のノリな曲も好きだからアガったなー!
そして最後はやっぱり「Fantasista」ですね。これさえきちんとやってくれたらDA観た甲斐があるというもので…!ファンの欲しているものをきちんとやってくれるのが有り難いし嬉しい。
5年前にスカジャンに来てくれた時に、ライブ中機材トラブルがあって、そのお詫びに最後「Viva la Revolution」を演ってくれたのだけど、その時は感動したなぁ。初めての夏フェスだったし、初めて観たDAだったしで。
なんか、フェスでのセットリストって難しいだろうなーと思う。ガチガチに固めても面白くないし、遊びすぎるのも大変だしで。
でも聴きたいのはきちんとやってくれる。それがいちばんうれしい。
Dragon Ash SetList
01.House of Velocity
02.For divers area
03.La Bamba
04.光の街
05.The Live
06.Fantasista
ASIAN KUNG-FU GENERATION。
かなり早い段階でストレイテナーのホリエ氏から「スカジャン出てほしいんだよね」と言われ、今年の夏はこのスカジャンに出ることを優先してスケジュールを組んでいったのだそう。まずこのエピソードの胸熱感ね。
今回、12年振りの出演だったんですよアジカン先生。
その時(2004年)のラインナップはこんな感じ↓
http://www.skyj.jp/history2004.html
ね。スカジャンの歴史を感じますねwかなりゴリゴリなラインナップなのでアジカン先生でさえアウェイ感あったかもですね…?w
しかしこの12年間で彼らは驀進しました。
誇らしきゼロ年代邦楽ロックの中心的存在なバンドです。っていうか年代関係なくね。
どっしりとした安定感ありましたね。貫禄とも言うべきか。
セトリも新旧ファンが楽しめる内容でした。意外だったのは「振動覚」。
予定では秋に「ソルファ」の再レコーディングアルバムが出るそうなので、その期待を膨らませてくれました。
んでねー、まぁフェスの中で誰が一番良かったかとかを決めることはあんまり良くねーなーって思ってはいるのだけど、それでも決めたくなっちゃいます。
今年はアジカン先生が一番良かった。もちろんこれは個人の感想だけどさ。
アジカン先生、優勝。
— mscr (@syozopanda) 2016年8月21日
中でも「転がる岩、君に朝が降る」がめちゃくちゃ良くて。イントロからもう涙腺にブワーッと来て。
初めて聴いた時、この曲の歌い出しの歌詞がもうヤバくてさ。こんな事書かれちゃったら泣くしかねーよみたいな。
それを目の前で演ってくれてるこの感動。胸がいっぱいになるよね。
でさー、アジカンの凄いと思うところは「みんな歌う」とこ。
改めてブログに書こうと思うけど、アジカンってすげーな。みんな歌うんだよね。合唱。でも多分、みんな覚えようとしたわけじゃなくて、聴いてたら覚えちゃったんだと思う。それだけ言葉としてキャッチーで覚えやすいものを綴るゴッチの歌詞ってすげーと改めて思ったよ。
— mscr (@syozopanda) 2016年8月21日
歌ってる言葉自体は少しひねくれてて場合によっちゃ隠喩やシュールさもあるのに、それでもポップに響いてるし、歌いたくなるんだよね。声に出して読みたい(歌いたい)歌詞なんだよ。それがすげえ。
— mscr (@syozopanda) 2016年8月21日
この時に限らず、アジカンのライブではみんな大声で合唱するんすよ。
なんかねぇ、同じく歌詞を書く身としてはすっごい羨ましくて。これだけ沢山の人に自分が書いた歌詞を声に出して歌ってもらってるってどんな感覚なんだろうって。
ゴッチの"言葉"のセンスって凄いんだと改めて思いましたよ。天才的。
きっとゴッチ自身計算して選んでる言葉も多くあるだろうし、それがビッタリハマってるんだよなぁ。
アンコール最後の曲が「今を生きて」だった。
そのタイトルが既にメッセージだし、「永遠を このフィーリングを此処に刻み込もう」って部分が、もう、ね…。ほんと「Say Yeah!!」だよ。
僕たちには「Yeah!!」と歌える力があるし、「肉体の躍動」がある。
「画面をタッチ」して得た何かを否定する訳じゃないけど、今、この瞬間の美しさとライブ感。それを「忘れないでいよう」と思うよ。
ほんとに、出演してくれてありがとう。強く誘ってくれたホリエ氏にも感謝。。
ASIAN KUNG-FU GENERATION SetList
01.Re:Re:
02.振動覚
03.リライト
04.ブラッドサーキュレーター
05.君という花
06.転がる岩、君に朝が降る
(en
07.ソラニン
08.今を生きて
まとめ。
いやー、前後編に分けて書こうともしたけど、一気に書いちゃった。
とにかくめちゃくちゃ暑くて、熱くて、アツかった!!
結局ポカリ2本、アクエリ2本、麦茶2本とビール3本飲んだけど、会場に着いてからの一回以降トイレ行かなかったよwwどんだけ汗として出てるんやっていうね。
僕は夏フェスというのをこのスカジャンしか知らなくて。あ、実際に行ったという意味で。
だからもう人生の中で特別なものになっているし、ラインナップによるけど、出来る限り参加したいなーと思ってるフェスです。
長崎は九州の最西の土地だからなかなか簡単に遊びに来れる場所じゃないけど、是非とも色んな人に来てほしいな。あっっっっついけどw
もしこれを読んだ人で、いつか会場で会う日が来たらその時は乾杯しましょ。そんで豚まんを食べましょねw
以上。長々とレポさせて頂きました。おつおつ!