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音楽の事をあんな視点、こんな視点から綴ります。

惡の華を読んだ。

中学生。

それは、何かが煮え続けている毎日だった。ぐらぐらと煮えるそれはいつ吹きこぼれてもおかしくなく、また、吹きこぼれることをどこかで望んでいるような毎日だった。

 

今では"中二病"と言われるソレは、多くの人間がかかる病である。

処方箋がもしあるとしてもそれは個人個人で全く違うものになる。

それは例えば音楽であったり映画であったりの芸術かも知れないし、文学や言葉だったりもする。または異性かも知れないし、単純なセックスかも知れない。

 

下半身に集まるどうしようもない熱。

それがいくつものものを煮えたぎらせては、ドロドロとした膿を溜めていく。

その膿を自らで抉りだしもするし、時には他人に擦り付けたりもする。

汚くて、気持ち悪くて、臭くて、醜い。

だけどそれは毎日溜まり続ける。永遠に続くかと思うくらいに。

 

処方箋は効くとは限らない。逆に病を進行させる場合もある。

うまく効けば、時間が経った時にその頃の自分を恥ずかしがりつつも笑えるのだが、効かなければ結果は悲惨だ。

全身を汚泥で纏っているような感覚に陥り、目に映るものはすべてがノイズと闇だ。

理解者は自分しかいない。

 

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…というのを"惡の華"を読み終えてから一気に書き上げた。

(読み返すととても厨二感あって、いいねw)

 

エモい。ひたすらエモい。焦燥感で胸がゾワゾワした。

 

ネットでも評判の良い押見修造氏の漫画。彼の漫画にきちんと触れたのは初めてだったが、なぜ評価されているのかが実際に読んでみてよく理解できた。

これは「漫画の形をした文芸作品」だと思う。

今までもそんな漫画はあったが、これはまた別次元だ。

まだ勢いに任せて読んだまんまだから細かいところは考察しきれてないけど、とにかく、ものすごく面白い小説は時間を忘れて一気に読んでしまうあの感覚に似ていた。

一巻一巻を読むスピードが尋常じゃなく早かったし、あっという間に読み終えてしまったのだ。

 

あの頃"煮えたぎる何か"を抱えていた人は、読めば胸の奥がザワザワして、すこし痛みを感じることと思う。そして、とても面白く読めるはずだとも。

だから是非読んで欲しいし、読み終えた後のこの気持ちは必ず誰かと共有したくなるはず。

 

では最後に、そんな「惡の華」を読み終えてすぐの僕のツイートを見てみましょう。

 

間抜けか!!!

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