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音楽の事をあんな視点、こんな視点から綴ります。

【レビュー】「マレフィセント」を観ました。【Hulu】

現在、Huluにて「マレフィセント」が配信中です。

www.hulu.jp

がしかし、期間限定で7/18までの配信なので(2016/7/14現在)、観たい方はご注意をば。

なんだっけな…なにかを観に映画館に行った時に予告編を観て「へぇ〜おお〜」って思ってた作品。めちゃくちゃ観たい!!って思ってた訳じゃないけど気になってました。

以下感想文。

※この記事には重大なネタバレが含まれます。

かつ、今回はちょっと辛口かもなのでこの作品が好きな方は読まないほうが…いいかも…?

 

良い面。

まずはいいところ、すごいと思ったところから。

やっぱり映画全体の映像、特殊効果(CG)、セット、衣装は素晴らしいですね。

映画が始まるその瞬間の導入の映像気持ちいいんですよ。

ディズニー作品って必ず最初にあのお城のロゴ?があるじゃないですか。

f:id:point0625:20160714153012j:plain

(図:著作権などの関係で僕が用意出来る限界のお城ロゴ)

 

あのロゴからそのままお城にズームアップしていって本編に入るんですよ。ここはちょっと感動。

調べてみると、あの有名なお城ロゴ?って「眠れる森の美女」のお城なのですね!

(あ、シンデレラ城の場合もあるそうです…ややこしや)

この「マレフィセント」は「眠れる森の美女」の新解釈版とも言える作品なのでその辺にはこだわりがあったのかも。

あとマレフィセントの子供時代の森の描写とか、茨の森を作るシーンとか気持ち良すぎる。魔法のエフェクトとかね。美しい。

 

それとやはり今回の主役マレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーの"魔女感"が、もう美しささえ覚えるほどの作りこみでしたね!今作においてアンジェリーナ・ジョリーは製作総指揮も担当していますし、気合い入りまくってますね。

しかしスタイルがかっこよすぎて、ラストあたりでボディースーツ姿っぽくなるシーンがあるのですけど、そこは完全にトゥームレイダーのそれでしたwもう魔法とか使わなくてもこの状況打破出来るんじゃねーのってくらいかっこいいシーンですw

 

全体的にCGを多く取り入れた映像なので苦手な人は苦手かもなーとか。

とてもリアルなCGだけど、やはりファンタジー色が強いので全体的にややビビットな色合いです。ファンタジー寄りのフォトリアルというかね。とてもお金がかかってそう。笑

 

今回僕は吹き替え版を視聴したのですけど、オーロラを演じる上戸彩、3人の妖精を演じる福田彩乃(1人3役!)は言われるまで気づかなかったです。上手〜!

声優が上手なタレントさんってなんか好きなんですよね。多彩だな〜って尊敬しちゃいます。

ちなみに今まで観た中でいちばん酷いと思った吹き替えタレントは、海外ドラマ「スーパーナチュラル」を演じたお二人です。そのお二人の事は好きだけど、声優はひどかったw

 

「うーん…」と思ったところ。

ここからはちょっと辛口というか、不満を。作品が好きな人は読まないでね…

兎にも角にも「ストーリー」ですよ。

先にも書きましたが、この「マレフィセント」は「眠れる森の美女」の新解釈版です。

王女に呪いをかける魔女の目線で造られているわけです。

簡単にストーリーを説明しますね。

 

まず人間界と妖精界というのが隣接しているある世界が舞台です。

そのふたつの世界は相容れないものとして永らく対立が続いとりました。

そんな中、妖精界に住むマレフィセントたんは人間界のステファンくんとひょんなことから出会います。ふたりは逢瀬を重ね、友情…やがては恋愛感情を覚えていくとですよ。お互い住む世界は違うけど、好きなもんはしょうがないよね☆って感じでチューしたり。

しかし大人になったステファンは野心家クソ野郎に成長し、妖精界をも統治したい王の命令でマレフィセントを裏切ります。彼女が大事にしている背中の羽根を切り取ってしまうのです。薬で眠らせている間に。

ステファンはその行為を「やるじゃんお前!やべー!あの妖精の羽根切り取るとかやべー!かっけー!まじかっけー!」って評価され、王になります。

ステファン王にはやがて子供が生まれます。女の子です。お城では生まれた赤ん坊を祝福して大きな宴が催されます。

そこにマレフィセントが現れ、「お前腹立つわ〜ww私の事裏切っといて自分は子供作るとかないわwwwよーし、ぁたしってば呪いをかけるね☆この子が16歳になると糸車の針が指に刺さって一生寝たきりになる呪いだよ!でもその時に真実の愛のキスがあれば呪いは解けるよ!これおもしろくね!?真実の愛とか無いもんねwwwじゃあ帰るね!バイバイ!」って感じで生まれたばかりの赤ん坊に呪いを与えて去ります。

王はくっそビビって国中の糸車を集め、燃やします。王女(オーロラ)を三人の妖精に「おまえらに託すわ…」って預け、森のなかで成長させます。

果たしてマレフィセントの呪いはどうなってしまうのか!?このあとすぐ!的な展開。

 

は〜い!とりあえずここまで。

冒頭はいい感じなんですよ。ほうほうなるほどと。

最初の問題は大人になったステファンくんがマレフィセントを裏切って羽根を切り取るところ。

いや起きろよ!いてぇだろかなり!そこ神経通ってねーのかよ!!

というツッコミが聞こえてきました。ここらへんから色々崩壊し始めます。

呪いをかけてね、王女が森のなかにある小屋に隔離されるんですけど、すぐにマレフィセントがそこに来て、うまく面倒をみられない妖精の代わりに遠巻きにではありますが面倒をみます。花の蜜をあげたり、崖から落ちそうな所を救ったり。

なんやねん!お前がお前の意思でその子に呪いかけたんちゃうんか!!あとヒマか!他にやることないんか!

っていうツッコミが聞こえてきます。

 

描きたいことは分かるんですよ。

子供に罪は無いし、めちゃくちゃ可愛いから次第に母性を刺激されて怒りの気持ちが柔和していくっていうのを描きたいのでしょうが、甘すぎる。母性刺激されるの早すぎワロタww状態でこっちが置いてけぼり喰らいます。

やがて15歳くらいになった…もうすぐ16歳になるで〜ってくらい育ったオーロラにマレフィセントは妖精界をいろいろ案内します。綺麗やろここ〜?ええとこやろ〜?ゆーて。最終的にオーロラは「この世界めっちゃ好きやわ〜!一緒にくらしてもええ?」って言うほどマレフィセントに懐きます。マレフィセント「もう、すぐにでもそうしようや」ゆーて。オーロラが寝てる間に呪いを解こうとしたり。(呪いが強すぎてダメだったけど)

もう…ね。甘々過ぎて。気持ちは分からんでは無いけどオーロラにベッタベタ過ぎて。ステファンへの復讐心に同調した我々の気持ちどうしてくれんねん状態。

 

で、そんな中。

たまたま通りかかった見知らぬ王子とオーロラがいい感じになるんですね。オーロラにとっては始めて出会う男性です。王子はお城に行くと言います。ま、その場は一旦別れます。

オーロラはドギマギしながらも、マレフィセントと共に生きる事を3人のババア妖精に報告しに行きます。が、妖精が口を滑らせ、オーロラに呪いがかけられていることを知られてしまいます。それもマレフィセントの手による呪いだと。

マレフィセント「なんで言わへんかったん?!もうええわ!」と言い捨て、オーロラはどこからか調達した馬(笑)に乗ってお城へ向かいます。

マレフィセントとしてはさっきの王子が「真実の愛のキス」をしてくれる存在や!キスしてくれれば呪い解けるやん!と閃きます。

 

森に戻ってきた例の王子を眠らせ、王子と共に急いで城に向かうマレフィセント。馬で。

そんなマレフィセントの健闘むなしく、結局呪いの通り糸車の針に刺さり、オーロラは眠ってしまいます。呪いをかけた張本人であるマレフィセントはそれが分かるのでしょうね、「終わった…」とつぶやきます。いや「終わった…」ってww

なんやかんやあって、オーロラが眠る部屋にスネークばりにスニーキングミッションしたマレフィセント。王子を起こし、キスさせます。…が、起きません。っていうか眠った後でいいんだ…だったら「終わった…」ってなんやったんや…

マレフィセント「ごめんな…ほんま…ウチ、あんたの笑顔忘れへんで…」ゆーて涙ながらにオーロラのおでこにキスをします。

するとあっさり目を覚ますオーロラ。おお…真実の愛だ…!っていう展開なのですが、もうね、赤ん坊の頃に面倒見てたあたりで「あ、キスするのはマレフィセントだなー」って思ってました。でしょうねって展開すぎて。もはやコントレベル。

 

それからお城の兵士たちとゴタゴタあって、でも切られた羽根がマレフィセントの元に戻り(大切に保管してたのも謎)、最終的に押し問答の末、ステファン王も塔から落ちて死にました。

人間界と妖精界はマレフィセントとオーロラによってひとつになり、みんな仲良く暮らしました。めでたしめでたし。エンドロール。

 

いや待て待て待て!!ロールすな!エンドをロールさすな!

 

問題はマレフィセント「復讐心」があっさり無くなってるように感じてしまうところかと。何のための呪いか分かんなくなるし、やることなすこと全て滑稽に写ってしまいました。

例えばマレフィセントに危機が訪れ、その局面をオーロラ救い、そこから徐々に関係が深まる…とかいう流れがあれば愛情を抱くのも自然かなぁとも思うのですけど。。

 

あと個人的に笑っちゃったのが眠らせる魔法。

マレフィセントがふっと息を吐くと対象は眠り、そのまま宙にふわっと浮きます。ここ結構おもろい。

あとね、マレフィセントは「鉄」に弱いという弱点があるんですね。鉄に触れると火傷みたいになっちゃう。

ステファン王はそれを思い出し、城に侵入されないように、鉄のイバラを造ります。

が、ちょっとグイ〜って頑張ったら侵入成功しちゃうんです。何のためwww

 

後半部分は笑いながら観てました。

一度そういう目線になっちゃうともうまともに観られませんよね、映画って。

余談ですが実写版「魔女の宅急便」も途中から爆笑でした。豪雨の中の歌唱シーン面白すぎる。

まとめ。

長くなりましたが、Amazonでレビュー見てると結構好評価なんですよ、これ。

だから僕がおかしいのかなって思ったりもしてます。

設定としては面白いんですよ。ダークヒーローというかね。本来悪役であるマレフィセントが(キングダムハーツでもやはり悪役側ですもんね)、人間のような優しい心を持っていたら…っていうのは興味深いです。

でもねー、上記した部分で世界観崩壊しちゃったなぁ。ついていけなくなった。

Amazonレビューの中でも、 

 

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こんな意見がありました。激しく同意。ちなみにこの人は☆1つの評価でした。

 

僕は…☆2かなぁ。最初に挙げたように、映像作品としてはとてもいいですし、アンジェリーナ・ジョリーの美しさも凄いと思う。アニメ作品としてじゃなく、実写映画にしたのも凄い。そこの部分だけなら☆5つの価値がある。

でも重要なストーリー展開が僕には合わなかった。。すこし期待していた作品なだけにがっかり感もありましたしね。

 

以上。感想でありました。気分を悪くさせましたらごめんなさい。

でも自分のブログだから好きなこと書いても良い…よね…?