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CSA⇔mscr

音楽の事をあんな視点、こんな視点から綴ります。

ドメスティックス。

♪ヒザキャンキャンキャンキャンキャ〜ン!!(出囃子)

パチパチパチパチ!!(拍手)

 

A「いや〜どうも〜"ドメスティックス"ですけどもね〜」

B「いや〜ドメスティックスですよみなさ〜ん!」

A「ね〜顔と名前だけでも覚えて貰いたいですよ〜」

 

B「あー!!サッカー選手になりたあああああああい!!!」

A「え、いやなんすか急にw」

B「サッカー選手になりてぇんすよ」

A「なんでよw」

B「え!いやお前最近のサッカー選手の性の乱れ凄いだろお前!」

A「おいwお前は1回怒られろww」

B「可愛い子とセックスがしてぇんじゃい!」

A「は〜い放送できませんよこれ〜」

B「いやセックスは冗談としてもさ、お前だって可愛い子と付き合いてぇだろ?」

A「そりゃ付き合いたいよ!やりてぇよ!」

B「は〜い放送できませんよこれ〜」

B「でも可愛い子と付き合うにはやっぱサッカー選手だろ」

A「いやまぁモテそうなイメージはありますけどもねぇ」

B「それならサッカー選手になるしかないっしょ?」

A「いやまぁ、なれたらいいけどよwお前サッカー出来ねぇだろ?」

B「出来ないね」

A「じゃあどの口が言ってんだよ」

B「そこで!発表がありまーーーーーす!!!!」

A「うるさいな…何よ発表って」

B「いま!ここで!サッカー選手に!なれたら!いいですよ!ね!」

(コントに入ろうとする)

A「まてコラ!そんな入りないっしょ!」

B「へ〜いパスパス!」

A「うわぁもう試合中になっちゃったよ…どうしよこれ」

B「パスパス!」

A「…ごめんなさいね、ちょっと受け入れてみますわ」

 

A「パスパス!」

B「パスパス!」

A「へいパスパス!」

B「パスパスパスパス!」

A「パ〜スパスパス!」

B「パス!ヘイ!パスパス!」

 

A「…全然パスもらえねぇじゃねーか!!嫌われてんだよ俺ら!」

B「まぁそんなもんよ?」

A「そんなもんじゃねーよww体育の授業でももうちょいパス回ってくるわ!」

 

B「そんなこんなで、上手くパスをもらえた僕は華麗にシュートを決め、チームを勝利に導くのであった!」

A「大事な場面ナレーション?!そこがサッカー選手の醍醐味だろうがよ!」

B「ふぅ〜!疲れたな…やれやれ、帰るか…」

A「あ〜、試合後ね。どんだけ良いプレイをしても帰りは1人なんですよね、アスリートってのはね」

B「帰らなきゃな〜。帰宅してぇな〜、帰るしかないよ〜これは〜」

A「まぁあんまりそんな欲求も無いけどよ」

B「あ〜帰るか。帰らなきゃな〜」

A「こいつなにしてんだよ…」

B「あーファンの女の子が話しかけて来ねぇかな〜」

A「クッwwそれ待ってたのかよw」

B「まぁ帰らなきゃだけどファンの女の子話しかけて来ねぇかな〜」

A「…ごめんなさいね、ちょっと受け入れてみますわ」

 

A「あの、Bさんです…よね…?」

B「帰らなky…え?あ、はい、そうですけど…」

A「あ、あの、私すごいファンで…今日のプレイもめっちゃかっこよかったです!」

B「え、ああ、ありがとう」

A「あの、良かったら握手とかお願いしても…」

B「え、あ〜、うーん…握手…うーん…」

A「良かったら…(手を差し出す)」

B「うへぇ〜、う〜ん…」

A「……。おめぇ潔癖症だなさては!!話が進んでいかねぇよ!」

B「え、え、なんすか?」

A「あ、あの握手を…」

B「あ、ああ…(無愛想に軽く握手に応じる)」

A「あ、ありがとうございました!そ、それじゃ…」

B「うぃっす…おつかれっす…」

A「…おめぇコミュニケーション能力皆無か!それを克服してお付き合いに至るまでを描いてたら時間足りねぇよ!なんつーか、もっとこう、チャラい感じでいいじゃんか!」

B「チャラいってなんすか!」

A「いやお前が言い出したんだろうが!」

B「ふざけないでくださいよ!コミュニケーション能力に乏しいサッカー選手もいるでしょうが!」

A「てめぇどこにキレてんだよ!!話が進まねぇつってんだよこちとら!」

B「そんなわけで、コミュニケーション能力に乏しい僕は、彼女の優しさに触れ、徐々に徐々に心を開き、5年後、彼女と結婚するのであった」

A「ナレーション!!!いいかげんにしろ☆(Bの頭をコツンとする)」

A&B「ありがとうございました〜」

 

 

司会者「ぶわははwwえ〜、ドメスティックでございました〜、では、審査員の皆様、点数をお願いします!」

ズズズ〜ン…(効果音)

司会者「え〜1人持ち点が100点ありまして、審査員は6人いらっしゃいます。全員が満点だと600点になるわけですが…さ、結果が出たようです!ではドメスティックの点数はこちら!!」

 

「20!20!35!40!20!85!合計は!」

「220点!!」

 

ドメスティックス「……(死んだ目)」

 

司会者「え〜20点とのことですが、師匠、いかがですか」

師匠「う〜ん…今ひとつ盛り上がりにね、欠けたというか…」

司会者「なるほど〜〇〇さんはいかがでしょう」

〇〇「あ〜僕は35点だったんだけどね、うーん、まぁ、ね…」

司会者「口ごもりますね〜w△△さんは?」

△△「あ、僕は85付けました!おもろかったですよ!」

 

女性アシスタント「ではトップバッターのドメスティックスの順位はこちら!

1位で〜す!」

司会者「まぁ当たり前なんですけどねwドメスティックスお疲れ様でした〜!」

ドメスティックス「あざしたー…(死んだ目)」

 

翌日の朝刊ーー

 

「ドメスティックスまさかの優勝!!

昨日行われた漫才コンテストにて初登場である"ドメスティックス"が優勝した。しかしその優勝は満点600点中220点とあまりにも低い点数での優勝であった。この結果に対して『俺らのほうがおもしろい!』『セックスセックス言ってて全然面白くなかった』などの意見も出ており…」

 

A「他の奴らレベル低すぎだろ!ww」

 

おわり