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音楽の事をあんな視点、こんな視点から綴ります。

"80年代アイドルソング"というジャンルを考察。

音楽

どうも、僕です。

早速ですが、先ほど車内にてラジオを聞くともなしに聞いていたら小泉今日子さんの「渚のはいから人魚」という曲が流れました。

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若いキョンキョンもかわいかね〜

 

で、思ったんです。

80年代のアイドルソングってどうしてもこうも特徴的なのだろうと。

歌詞の突飛感、曲のなんとも形容しがたいコード感、サウンドののっぺり感。

一聴して「あ、80年代っぽいな」と大体分かるんですよね。

例えば。

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これとか、

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このへんとか。

なんなんでしょうね、この感じ。

でも今ココに挙げた3つとも、それぞれ違う歌手・作詞家・作曲家ですがなんか似ていると思いませんか?その音楽の世界観というか。

 

今回は、その不思議な世界観の統一を勝手に考察してみます。

流行。

音楽には…というかJ-POPには"流行り"があります。

今で言うと、EDM風エレクトロサウンドが流行りだと思いますが、80年代アイドルソングにおいてはこの"感じ"が流行りだったのだと思います。

しかしそれをなんと呼べば良いのか…僕はこの"感じ"を"80年代アイドルソング風"という言葉でしか表現出来ません。

だからといってなにか強い音楽的特徴がある訳でもないのですけどね。

 

でもメロディがコードに乗ってない感はありますよね。いや乗ってるんだけど。

渚のはいから人魚」の「ズキンドキン」の部分とか。ああいうとこ。

キュートさを音楽で表現するとなるとああなるのでしょう。

だから、80年代のアイドルソングは音楽的にどうのこうのというよりも、そのアイドルの可愛さを表現するもの、そういう役割が今よりも強かったのだと思います。

当時は今よりも音楽番組が多かったでしょうし、インターネットが無い時代ですからテレビとラジオのようなメディアがすべてだったのですね。特にターゲット層である10代には。

普遍的に(音楽史における)名曲を産みだしてしてきたアイドル及び作家陣もいたでしょうが(松田聖子さんや山口百恵さん、中森明菜さんらはそっちかなぁ)、これらに関してはそうじゃない。いや、いい意味で。

映像を見て、歌を聴いて「あ〜このころのキョンキョンかわいかったよね〜」って思い出せるということが重要なのだと思うのです。

作家陣。

この頃に名を馳せた作詞家、作曲家は多いと思います。

上記の理由から、作詞家はより可愛らしい(またはアイドルのイメージに合った)詞を書き、作曲家は同じように可愛らしく、イメージに合ったものを制作していました。

だって正気であれば渚のはいから人魚 キュートなヒップにズキンドキン」って歌詞は書けませんよ…。「吐息でネット」ってのもすごい。吐息という網であなたを包むっていうことなのですけど、サビの一発目で「吐息でネット〜♪」は凄い発想。

 

渚のはいから人魚」で言えば、馬飼野康二さんという方が作曲を担当しておられます。この馬飼野康二さんのwikiを見てみると、凄いです。数々のアイドルグループに曲を提供しています。

馬飼野康二 - Wikipedia

KinKi Kidsの「愛されるよりも愛したい」、嵐の「A・RA・SHI」、光GENJIの「勇気100%」…などなど。アイドル史における影の立役者とも言える活躍ぶりです。

彼はパイオニアのひとりだったのではと考えます。

そういった音楽が売れると、他の作家も負けじと、同じ土俵に立った世界観の曲をぶつけてくるはずです。(もしくは思いっきり外した世界観か)

あえて悪く言えば「二匹目のドジョウ」というか。。

そうして、"80年代アイドルソング"というジャンルが構築されたのでは…、と。

今回たまたま「渚のはいから人魚」から考えたので馬飼野康二氏にたどり着きましたが、彼よりももっと前にいるパイオニアがいたのかもしれませんね。

サウンド。

最後に考えたいのはやはりそのサウンドです。

先述したように、この頃の音楽はほとんど分業で制作されてました。作詞は作詞家、作曲は作曲家と。

90年代の小室氏やつんく♂氏の様に全体を製作総指揮することはまだ稀でした。

楽曲提供ミュージシャンがその曲をディレクション、プロデュースすることはあったでしょうけどね。

 

だからおそらくは作曲家の影響や趣味、そして世界的な流行がこのサウンドを創りあげたのだと思います。

世界的な流行といえば、シンセサイザー及び電子音楽です。

世界的にはクラフトワークの成功。それを受けて日本では70年代後半に"YMO"が結成され、音楽シーンに一大ムーブメントを起こしました。

マイケルジャクソンやマドンナなど、トップアーティストもデジタルサウンドを導入したりと、世界的に電子音楽の影響はあります。

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その影響を受け、80年代アイドルソングにおいても、シンセサイザー、デジタルドラムといった電子音楽的要素が導入され始めます。

それがあの独特の「のっぺり感」だと思いますね。

今聴くとチープに感じますが、その時には最先端のサウンドだったのですね。

実はアイドルソングに限らず、あの時代のものはどこか似たサウンドだと思います。

もちろん、全部が全部ではないですけどね。

まとめ。

以上をふまえると。

80年代アイドルソングは(その殆どにおいて)"可愛さ"を一番に重視し、サウンド的にはデジタルサウンドの影響を多いに受けた日本独自のジャンルであった。

と言えるでしょう〜。きっと。

 

しかしこの記事をアップすることには懸念点があります。

それは、僕が87年生まれであるということ。笑

80年代の音楽シーンを肌で感じて無いのは痛いですね。感覚でしかわかりません。

しかし90年代になるとジャンルが一気に多様化してます。90年代といえばコレ!ってなかなか言いづらいいとこありますよね。特に後期は。

 

以上が考察であります。…いや考察というか、なんというか。。

元々はこれをTwitterで言おうとしてたのですけど、ブログに書けて良かったですw死ぬほど長い連投になるとこでしたw

 

長々とお付き合い頂き、ありがとうだぜ〜。

 

以下参考リンク。

jooy.jp

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

アイドル歌謡 - Wikipedia