映画の話。【後編】
先週の休みの日に、映画を4本立て続けに観たのでその感想文。
前編はこちら〜。
※以下、大きくネタバレを含むと思われますので注意してくださいね。
女子ーズ
あらすじ。
正義の戦隊をまとめる男チャールズによって、「名字に色が入っている」という理由だけで突然集められた5人の女子・赤木直子、青田美佳、黄川田ゆり、緑山かのこ、紺野すみれは、世界征服を企む怪人たちから地球を守る戦隊・女子ーズのメンバーにさせられてしまう…。
まずこのキャストの凄さねwロイヤルストレートフラッシュですよこんなん。
我々健康な男子はこの5人で白ご飯何杯いけるんでしょうね…。記録作っちゃうよ。
…ってくらい豪華ですなw
で、監督が福田雄一さんですよ。「勇者ヨシヒコ」シリーズで一気にブレイクした感ありますが、それ以前にも数々の名作を作られてます。(迷作…?いやゲフンゲフン)
元々構成作家の方なのでやはりお笑いの軸がしっかりされてますよね。
起承転結がきちんとありつつ、独自の世界観もしっかり構築されてて。ひとめ観れば「あ、これ福田雄一作品じゃね?」って分かりそうなくらい世界観がありますねw
今作も同様、難しいことを考えず、ひたすらゆる〜く笑える作品になってます。
爆笑!って感じではなく、クスクスニヤニヤ…って感じのね。(歩道橋のシーンなんて歴史に残る"間"の使い方ですよw)
そしてなにより佐藤二朗さんです。
「ヨシヒコ」における「仏」と同じような立ち位置で出演されてますが、なんでしょうね佐藤さんのあの感じ…。これ台本あんのかなってくらいラフですw
あるシーンでレッド(桐谷美玲)を説教する場面があるのですが、ここが一番笑いましたw腹立つわチャールズwww
あとね、桐谷美玲がかわいいんじゃ!!これを声を大にして言いたい。かわいすぎなんじゃあ!!
いや、前からかわいいな〜とは思ってたんですけど、しっかり彼女の出演作品を観たことがなくて。
実際に動いて喋る桐谷美玲はかわいいね。まじかわいい。もう桐谷美玲だけで白ごh…
あと今や朝ドラ女優ですが、高畑充希ちゃんね。彼女は良い。素晴らしい。
「ごちそうさん」での役のような純朴キャラも出来るし、この作品の様にクールなツッコミ役も出来る。ほんで彼女、歌も上手いんですよね。
大女優になりますねこりゃ。今後が楽しみな女優さんです。
あ、書いてない他の女優さんも可愛いですよ!ただ、僕の目には挙げた2人が特に輝いてたということです!
仕事や日常に疲れた時に観たい作品ですね。癒やされそう。是非とも同じキャストでドラマ化なんてしてくれたら全俺が泣きますね〜。
少年メリケンサック
ラスト。4本目。
あらすじ。
レコード会社の新人発掘担当として働くかんな(宮崎あおい)はある日、ネットで絶賛されているパンクバンド「少年メリケンサック」を偶然発見、スカウトのためにメンバーを訪ねる。ところが「少年メリケンサック」は25年前に既に解散しており、当時のメンバーは秋夫(佐藤浩市)をはじめ、現在は人生の落伍者の典型のようなオヤジばかり。
一方少年メリケンサックのネット上での人気は高まるばかりでライブツアーも決まってしまう。かんなはダメ人間ばかりのバンドを復活させるべくマネージャーとして奮闘することになる。
プラス、音楽が向井秀徳であります。「真夜中の弥次さん喜多さん」でも音楽は向井秀徳(っていうかあれはほぼZAZEN BOYSとも言えるw)でしたが、クドカンと向井さんのコラボは両方のファンでもある僕にはとても嬉しいことです。
さて、今作はクドカンの「パンクロック愛」が詰まった作品です。
ファッションパンクが横行している昨今、本物のパンクってのはこういうことだ!!ってのをつきつけられた気がします。
女・酒・ドラッグ。ザ・クラシック・パンクロック。
演奏や歌なんて下手で良い。むしろ下手な方が良い。パンクロックってのは音楽というよりも、生き様そのものであり、衝動なのだと。。
なんて、分かってはいるけどなかなか地でパンクはやれないんですよねwもう生活や人間性がクズじゃないとw
そういう意味では佐藤浩市さん演じる秋夫は素晴らしくクズでしたw観てて若干不快になるレベルw
そんな秋夫を中心に生活を、人生をかき回されるメンバー、マネージャー(宮崎あおい)、会社…。ラストまでとことんパンクな映画です。
ま、内容の賛否は分かれるでしょう。残念ながら。えーパンクとか意味わかんなーい!って層はいるだろうなと。。
そうだとしても、宮崎あおいちゃんの演技に持っていかれるはずです。
かわいいんですよね〜。シンプルに可愛い。少年メリケンサックは、宮崎あおいの新しい一面を観られる作品、と言い換えることが出来ると思いますw
それと音楽ね。向井さん作曲クドカン作詞の挿入歌がいくつかあるのですが、これもニヤニヤしちゃいます。
挿入歌でないBGMも「え!これ向井さん?!えー!」って思うような曲があったり。
そしてなによりエンディングですよ。あの曲をチョイスされるとはw正直エンドロールが一番笑いましたw
総じて。
好きな人はめちゃくちゃ好きだろうし、苦手な人はとことん苦手だろうなって思います。笑
でもあまりクドカンっぽくないんですよね。話の内容はまさにクドカンですけど、セリフ自体はあんまりクドカンっぽくないなと思いました。内容とは裏腹に、丁寧な言葉選びだったように思います。パンクへの愛情をきちんと伝えたかったのかなぁとか。。
で。
今月公開予定の『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』も音楽が絡んだ作品ですね!
神木隆之介×長瀬智也ですよ。長瀬くんがいるとクドカン作品は何倍も楽しくなるから好き。他のキャストも非常に豪華です。音楽もやはり向井さんですしね。予告観る限り、非常に面白そうです。
僕が思うに、あまちゃん以降のクドカンって脚本がとても洗練されたと思うんですよ。
「ごめんね青春」や今現在放送中の「ゆとりですがなにか」も凄いです。言葉がビリビリ響きます。
映画の、しかも監督になると本当に好きなことをして(し過ぎて?w)いるのか、賛否が両論になりがちですけどねwやはり楽しみです。
内容がド下ネタらしい「中学生円山」はまだ観てないんですよねーなんとなく。
でも観たくなってきました。
まとめ。
いや〜!何回も言いますけど、1日に4本映画を見るのは大変でした!すげー楽しかったですけどねw ただこれを真似しようと思うと、かなりの体力を消耗するので真似される際は自分の体調と相談してくださいねw
今回はたまたま日本のものばかりでしたが、洋画も好きです。観たいの色々あります。
そしてこうして映画レビューするのも楽しいですね。自分の作品についての考えがまとまります。なるべく感想、レビューを書いていきたいな。
読んでくださった方、「この映画おもろいで!」っていうのあれば是非とも教えて下さいな〜!映画の情報ってなかなか知る機会ないんですよね〜。いつの間にか公開してていつの間にかレンタル開始しててw
今年は映画や読書を沢山したいです。時間をつくらねば〜!
前後編読んでいただいて、あ(・∀・)り(・∀・)が(・∀・)と(・∀・)う!